第七章 12ネットとかぬいぐるみ関係ないじゃん!
「新教団を作り、世界をまるっと作り変える事です」
「なるほど…つまり今や全国各地そう言った教徒達がいるって訳?」
「まあ、そうなりますね。」
「なんかぬいぐるみ関係ないってわかった途端にどうでもよくなってきちゃったよ。」
「ソラくんならそう言い出す気がすると思ってたよ…」
「一応聞くけど、ぼく達に出来る事ってあるの?」
「そうですね〜。う〜ん………あっ!囮作戦&教団探しをするってのはどうですか?」
「それならまだ良さそうね…」
今回の件はネットを使ったまわりくどいが隠密性に長けているせいか足がつきにくく少々やっかいな感じだ。もしも、黒幕が今回も同じ奴なんだとしたら再びぬいぐるみにピンチが陥るので早急な対処をしないと…
ぼく達が話し合っている中、階段から降りてこちらへトテトテと歩いてくる音がする。そしてドアが開きぼくを見つけた途端に
「ママ〜!!お帰りなの!!」
と飛びついてきた
「ただいま、キャドルちゃん。今起きた?」
「うん!!さっきまでお昼寝してたの♪あとね、キャドルお留守番できたから褒めて!」
「うん、いいよ。よしよし。」ナデナデ
「ママ〜!!」
キャドルちゃんの為にもこの世界を守らないと
「い、今ソラさんの事……ママって…まさか……」
ユウさんがおかしな方へ勘違いが進んでいる様に見えるので
「違うよこの子はね……」
ぼくはグルミン化とキャドルについて話した
「なるほど。つまりある種本当にソラさんのお子様なのですね。」
「そうだね。ま、取り敢えず後はこの後どうするかだね。」
「そうですねぇ、やはり誰か囮を使って見るのはいかがでしょう?」
そうだなぁ…それでやってみようか
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