第七章 9お話ししましょう
さてと、学校も終わったしそろそろ丹木さんに会わないといけないよね。
「取り敢えず隣のクラスに行こうかな?おーい、旦木さ〜ん!!」
ぴゅ〜!!シュタッ!!
「ニンニン、呼ばれて飛び出たユウちゃんです!」
「うわ!びっくりした!さすがユウさん」
「あれれ、ようやく下の名前で呼びましたか!?でもどせならユウタンとでも呼んでくださいね♪」
ポカンッ!!
「あいたっ!何するんですかシホさん〜」
「ちょっとソラくんと仲良くしすぎじゃないかな、かなぁ〜?」
し、シホ!?今凄い顔してるよ!?
「ちょっとシホ!何やってんのよ!!」
マユさん、良かった止めてくれるんだね
「そんな殴るだけで済む訳ないじゃない。敵は早いうちに消しておかないと……ふふふ、ふふふ、ふはははは」
だめだぁ!!そう言えばマユさんもこういう性格だった〜!!
「ちょちょ!!みんな落ち着いて!取り敢えずは話し合お?ね?」
「わかったよソラくん。………でも、次やったら分かってるよね?」
「そうね、次はないわよ」
「アハハ、何を言ってるのやら?私は別に悪いことしてませんよ。それより、早く例の件についてお話ししましょ♪」
取り敢えず、なんとか場が収まったかな?よかったぁ。
「?ソラ、早く帰ろ。ロロ、お腹すいた。」
ロウが純粋な瞳でこちらを見る。あ〜もう!ロウはやっぱり可愛いなぁ!!
むぎゅっ
「さぁ、早く行こうかみんな」
「うん、行こうソラくん。」
こうして、謎の一悶着もあったが、ぼく達は無事に家に帰る事が出来て、話の場も完成した。遂にぼく達の作戦ができるって訳だね
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