第七章 6スクープ求めて三千里!?
スタッ!!教室の天井から女子生徒が落ちてきた
「トゥッ!!初めまして、私この学校で独自に調査をして新聞を作っている旦木ユウと申します。よろしくお願いします。」
旦木さん…なんかシノビみたいだね。
「それで、なんで私達に話しかけてきた訳?」
マユがピリピリしながら言う。
「おっと!そうでした、そうでした!ここで話すのもアレなので何処か別の所で話しましょうか」
「よくわかんないけど、それでいいや行こうみんな」
「ソラくんが言うならわたしも行くよ…」
そうしてぼくらは一旦教室を離れもっと話しやすい人気のない所へ移動した。
「ほぉ、こんな所があったんですねぇ私、初めて見ました。」
「それより、旦木さんはどこまでぼく達の事を知ってるの?」
「そうですねぇ…私が知ってるのはここ最近起きた怪事件のほとんどにソラさん、貴方が関わっているという事だけです。」
「なるほど…それで、今回の事件もぼくが関わってると思って話しかけてきたんだ。それなら、悪いけどぼくは力になれないよ。今回の相手も恐らくぼく関連ではあると思うけど、ぼく達はネット関係には疎くて…」
「はいはい。わかりました。でしたら、ネットの調査は私にお任せください。そして代わりと言ってはなんですが……貴方達の秘密、教えてください☆」
「う〜ん…ぼくはいいけど、みんなは?」
「わたしも大丈夫だよ」「ソラの為なら私だって……」
「ヒミツ?ロロわかんないけどおしえる!」「ワガハイもであるぞ!」 「もちろんですの」
よかった…みんな協力的で
「それじゃあもう一人この事件に関わる人物がぼくの家で居候してるから放課後その人を交えてでいいかな?」
「ハイっ!それでオッケーです。ではまた放課後」
「あ、待って旦木さん!」
「何ですか?」
「旦木のクラスは何処?」
「おっと!いい忘れておりました。私のクラスはソラさん達の隣のa組です。それじゃ!」ドロンッ
そう言って旦木さんは煙と共に消えてしまった。とことん忍者みたいな人だったなぁ。
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