第七章 4みんな!落ち着いて!!
あぁ…なんて事だ。なんだこれは…なんでこんな事になってしまったんだ
「「キャドルちゃん!!ソラくんがママならパパは誰!!」」
みんなが凄い形相でキャドルを見つめる一瞬そのオーラに圧倒されたキャドルだったが、次の瞬間には悩みつつもこう答えた
「キャドルのパパはねぇ…えっと…いないの!だって、キャドルぬいぐるみだもん!!」
満面の笑みでそう言ったキャドルを見て全員落ち着きを取り戻し、無事ことなきをえた。
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「ふぅ、そうよねソラが作ったぬいぐるみだからソラの事をママと呼んでるだけで別にパパとかいないわよね」
一番動揺して、病みルート突入したマユさんにはもう少し反省して欲しいと思うが、あえて言わないきっとそれを望んでる気がするから
「わ、わたしも動揺しすぎて変な事言っちゃった…ごめんねみんな…」
シホはシホで反省しすぎな感じがするけど…取り敢えず、今日はここで解散しようと思う。
「さ、もう日も暮れてきたしシホ達は家に帰った方がいいよ」
「えっ!?もうこんな時間!そっか、またねソラくん!」
「またね、ソラ…」
さてと、後は家の面々をどうにかしないとな…
『あの…私はまだいてもいいですか?』
あ、ソフティさんの事も忘れてた…
「そうですね、ソフティさんやる事あるのなら帰ってもいいですよ」
『いやです!私はもっとキャドルちゃんを見てたいです!なんですかあの天使は!!もはや神か!あれは神か!!』
「いや、神はソフティさんだし、キャドルちゃんも今日は疲れたみたいだし…すみませんが今日は帰って日を改めて来てくれますか」
『はぅあっ!!そうでした…ソラさんの笑顔の方が強いということを忘れてました。わかりました、今日は帰ります。』
ふぅ…なんかぼくの思い付きで変な事を起こしてしまったな…はあ……一つ確定したのは青井ソラ中学三年梅雨終わり少年だけど母になってしまったってことか…なんだこれ意味わかんね、てか犯罪臭すげえな。あまり考えないようにしよ
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