第七章 3グルミン化とは
キャドルが余りにもぼくと似てる部分が多く疑問に思ったぼく達はソフティさんを呼んだ
『呼ばれて飛び出てたソフティさんで〜す♪……おや、ソラさんが二人?』
「キャドルはママじゃないよ。キャドルはね、キャドルなの♪」ニコッ
『はうぁっ!///こ、この破壊力…間違いないですね、ソラさんいつの間に……』
「?何を言ってるの?それよりこのキャドルは……」
ぼくはキャドルがグルミンとなり、まるでぼくとそっくり…になったらしいので、その原因が何かを事細かに説明して聞いた。
『…ふむふむ、おそらくですが物というものには魂が宿りまして…ちなみにグルミン化もその部分を多少利用しているのですがそこはまぁ、一旦置いといて。結論から言うと間違いなくキャドルちゃんは…』
「キャドルは…」「なんなの!?」「なんなのであるか?」「早く言いなさいよ!!」「何なのかしら?」
「なんだろうねぇ?」
ドクドク……この瞬間、全員が黙り込む。
『キャドルちゃんはソラさんの娘となりますね…ぬいぐるみですが。』
「「「えぇ〜〜!?」」」
「…はぁ、まあ聞く前から多少分かりきってた気がするけどね…」
ぼくはそう言いながらも少し動揺していた。当たり前だ。自分の作ったぬいぐるみがまさか自分の子供だと言い出すなんて誰も思わないからだ。
「キャドルちゃん、さっきは動揺しちゃったけど、やっぱりキャドルちゃんはキャドルちゃんだよね。これからもよろしくね。……でも、ママはやめてほしいな…」
「うん!ママ!!」ニッコォ
ハハ、分かってないや…もう諦めよ
「そ、そそソラくんがママ……じゃ、じゃあわたしがパパに……」
シホさん!?何言ってんの!!
「ふふふ…ソラの娘のキャドルちゃん……しかも母親はソラ…こうなれば私が二人を……ふふ…」
マユさんも!?
ん?よく見たら周りも似た感じじゃない!?…頼むから勘弁してくれ〜!
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