第六章 15その時先生は
「それはだな…まだ残っている生徒もしくは何も知らずにここまで来てしまった者を帰すために戻ってきたんだが、その必要はないようだな」
「なるほど…それで今日の授業はどうなりますか?とりあえず、学校直しましたけど」
「そうだな…今日は休みだという方針に決まった。今後の授業や学校の安全対策も再び検討しないとならないからな。」
そっか…今日は休みか。でもその間にぼく達も次はどう動くかが大切だよね。
「わかりました。じゃあぼく達は帰ります。…あ、あとこれは言わないでほしい事なんですが…」
ぼくは轟ヒロトとかいう子が今回の事件の犯人で裏に何か大きな闇がいる事を話した。
「なるほど、これは教師として見過ごせんな。よし!オレにも相手の場所がわかったら教えてくれ!オレの生徒を真っ当な道に戻してみせる!」
「わかりました。じゃ、また。」
「おう、気をつけて帰れよ!」
――――――――これはソラとオレが合流する少し前の話になるがまさかここに繋がるとはな…
オレが早く学校へ向かおうとしているとそこにはすでに怪しい黒い影らしきものがあり、なんだ?と思っている内に学校は半分に割れていた。そこから巨大な影の様なモノが生徒達を襲っていた。
「コイツもソラが戦っている奴と同じか…」
オレは生徒達を逃してから、敵を人がいないところへ誘導しつつそう呟いた。思えばソラ達はオレの知らない所で危ない事をいっぱいしているんだろうなと思う。それなのにオレは…と思い目の前にいる巨大なナニカに挑みにいく
「オレはどんなものからも生徒を守れるカッコいい先生になるんだぁあ!!!」
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