第一章 6 助っ人もぬいぐるみ!?
「ぬいぐるみ戦士スカイここに参上!ぼくがシィジィ!お前を倒す!」
多分、ヒーローってこういう事言うんだよね、ぼくこういうの知らないんだよなぁ……もっとそういう作品見ればよかった……
「来た〜スーちゃん!今日もやっちゃえ!」「そ、ソラが女の子に…いや、元からなのか…」
シホはいつも通りだけど優の方は後で説明が必要かな?そういや変身したら、どうなるとか言ってなかった。ま、とりあえずやるか!
そういうとぼくはウルフフォームになり引っ掻き攻撃をしてみる、するとやはりカラフルな綿や星、ハートが飛び散る、可愛いけど、いちいち邪魔だなぁ…これしか戦う方法ないし、仕方ないか。っていうか、アイツアップグレードしただけあって硬くなってるな。せめて、水属性があったら…
対するシィジィとは言うとスカイ目指して走ってきている、そして奴は
「ソノテイドカニンゲン」
と合成音で言った、やはり知能まで上がってるか…ひょっとすると試験的に色々攻撃するのはマズのでは…どうしよう
そう悩んでいる隙に奴は攻撃を仕掛ける、避けたいが、ここで避けると逃げる人に当たってしまうので受ける事にした、
すると足がどんどん薄くなっていき恐らく奴と同種になりかけてると悟る、…これはかなりのピンチだ。
「な、なあシホさんピンチぽくないか、アレ?」「スーちゃん!今助けるよ〜!」「ちょちょ!シホさん!?危ないって〜!」
そう言ってシホはスカイを助ける為に託されたサメのぬいぐるみを抱えながら走ってくる。そして、それを見たシィジィはシホ目掛けて光線を放つ。
「シホ!!」
が、シホは無事だった、何故かシホは水のバリアで守られていた。一体どこから出たかシホ達が見ると、そこには光るサメのぬいぐるみがあった。そして…
「もう大丈夫であるぞ、シホ殿、スカイ殿。ここからはワガハイも戦いますぞ!」