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かつての言葉たち  作者: 蠍座の黒猫&につき
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ゆきんこ/

童謡のような仕上がりです。(前書きより)

ゆきのこひとり はぐれてた

たかいおねから ころげおち

さとのこどもの いえのまえ

ころころころがり やってきた


しろいなみだが かわいそう

みっちゃんないて おっかあに

たぞうはみっちゃん たすけよと

となりどうしで かさかけた


ゆきのこないて よろこんだ

これでふぶきは こないよと

むらのちょうじゃは にやわらい

それでもめずらし あやかしは

うわさになって ひろまった


おしろのおひめの おとものこ

こもののこもの いやしいめ

みせろみせろと がやがやと

みっちゃんのうち おおさわぎ

ゆきのこふまれて しろいやま


こどもなはないて こものさり

よるのやまから まがおりる

うちのこどれだ ゆるすまじ

おどろおどろし あかいめめ

いつかおきてる しろいやま


よあけはまたず しろのうえ

やまはとどろき なだれおつ

どどどうどどう おちるゆき

すべてのみこみ しろのなか

しののめさせば こえひびく


みたかみたかよ われらがいのち

ゆきんこひとり おまえらぜんぶ

しあわせひとつ くらしのぜんぶ


さむいはころも ひえるねつ

このやまのした つちにねる

われらがいきて わがおどう

ひとだけでない やまのたみ

投稿日

2014年 12月26日 21時27分

このころ、童話をよく書いていたような記憶がある。物語を書くことは苦しい。己を削り、文字に落とし込み、願いを込め、そして捨て。届けと手を伸ばし、己の傲慢に己を焼き…。それでも止まらなかったのです。言葉の列が放送のように流れていたのです。何時も頭の中に。

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