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4話 魔力の扱いは死ぬほど痛い

やべぇマジホラーなんだけど

教科書とかに載ってる血管の図とか見たことあるけど、毛細血管まで全部見えるとかありえないだろ。しかも、内臓の形までわかるとかキモすぎる


ただ、心臓の動き見てるとなんだか落ち着くな


「神様ー毛細血管なんとかならない?」


「毛細血管とか消せるけどどうせなら全部見れたろうが楽しいからね。あ、ここ動脈硬化起きてるっぽいね。こっちはもう血流が止まりそうだね。」


「ちょそれ本当か?」


「ここ見てみなよ、他に比べて血管のサイズが少し小さくなってる気がしない?」


「確かに少し小さい気がするな。これってなんとかできない?」


「しかたないなーこのまま送り出して動脈硬化で心筋梗塞で死にましたとかなられると困るからね。送り出す時に一番の体の状態になるようにしてあげるよ」


「ラッキー助かるよ」


「さてそろそろ魔力の流れを感じる練習をしようか。まずは目を閉じて体の中の魔力を感じてみようか。僕から魔力を送り込むから感じてね」


俺は目を閉じ神から何かを体に押し込まれる感覚に集中しようとする。


「・・・・はぁ・・・・・はぁ・・・・」


「なぁ神様、一つ聞いていいか」


「ん?どうかした?」


「いや、目を閉じるんだが体が透明になったせいか目を閉じても透過して見えるんだよ。そして俺の後ろでまるで性犯罪者みたいに呼吸してんじゃねーーー!」


「えーだって君の初めてを貰うんだよ?しかも男に無理矢理押し込むとか興奮しない訳ないじゃないか?」


「うざっ、さっきからずっと思ってるけどうざっ。しかも、他人が聞いたら誤解するような言い方をするな。いいから早く体を元に戻してくれ。」


「ぶーぶー誰もいないからいいじゃんかーちぇっそれじゃとりあえず体元に戻すから」


「さっさとしてくれ」


体を元の状態に戻した俺は目を瞑り神から送られる魔力を感じようと集中する


確かに何かを体にねじ込まれる感じがする。押し込まれている時体の端に向かうにつれ魔力と思われる感覚が薄れてゆく


「背中の辺りが一番魔力がわかると思うけど、足の方は薄くなる感じかい?」


「ああ、そんな感じだ。それで次はどうすればいい?」


「目を開けてさっき見た血管の中の血の流れをイメージして魔力を体全体に送るように意識して」


「おっけー了解」


・・・・・およそ半日後くらい・・・・


俺は背中の魔力を動かそうとするがなかなか動かすことができない

なんというか、体の中を動かすイメージがまるで湧かないのである


「なーかみさまー体中に送るイメージ全然できないんだけど」


「んーやっぱ体の機能を意識するのは難しいかな?ならもっとランクを落とした練習にしますか」


「なんだよ、もっと楽な練習あるならそっちにしてくれよ」


「別にこっちでもいいけど、すごく痛いよ?」


「痛い?魔力を体に流すのに痛くなるのか?」


「結構強引な練習方法だからね。この空間じゃなきゃ絶対にできない練習だからあまりやりたくないんだよ」


「痛いのならさっき思いっきり切り刻んでいたじゃねーか今更いうなよ。そっちのやつ頼む」


「わかったよでも説明しなくてもいい?」


いきなり手を突っ込んだり斬り刻む神だからな一応聞いておいたほうがいいだろう


「・・・・・・一応説明頼む」


「ほいほい、これからやる練習は、僕が魔力の塊を君の中に送ります。その時に魔力の部分に痛みが発生するようにするからそれを魔力で中和する練習だよ。中和できれば少し離れたところにまた次の塊を作る。それを繰り返して体全体を一周させるんだ。最後の方はすぐできるからね。要は慣れだよ慣れ。」


と清々しいほどの笑顔で説明してきた

これぜってーいてーやつだ、あのクッソ嬉しそうな顔はドSの奴が人痛ぶる時にする顔だわ。やっぱ最初の練習で行くか


「やっぱ俺さい「よし、早速やろうか」


こいつ俺の発言遮りやがったそういや、神だから俺の思ってること筒抜けだったな


「そうそう、筒抜けだから。さっさとやるよはい」


「いでえ゛え゛え゛え゛え゛え゛

痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、痛い、死ぬ、痛い、死ぬ、痛い、死ぬ、痛い、死ぬ、痛い、死ぬ、痛い、死ぬ、痛い、死ぬ、痛い、死ぬ、痛い、死ぬ、痛い、死ぬ、痛い、死ぬ、痛い、死ぬ、痛い、死ぬ、痛い、死ぬ、痛い、死ぬ、痛い、死ぬ、痛い、死ぬ、マジで死ぬ・・・・・・


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