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プロローグ
思いついたのでつい書いてしまった
後悔は多分してない
竹原 宏之はサービス残業という名の給料の出ない仕事で会社に残っていた
いや、残っていたというよりは泊まっていたというのが正確なのだろう
取引先のクライアントから急な仕様の変更をいわれ俺は変更点を直していた
「マジ糞だわ、あの会社マジ糞だわ。仕様の変更を納期の1週間前に言うとかマジ頭おかしいだろ。小説みたいに異世界にでも逃げ込みたいわー、異世界なんて無いだろうけど」
愚痴を言いながら仕事をしないとやっていられない気持ちになる
元々少ない人数で回していたのだが、後は最終チェックだけということでメンバーはほぼ解散状態であったが、クライ
アントから急に使用の変更をいわれ、他のメンバーに助けを求めようとしたが
部長からこの
「案件はもうすぐ終わるのだろ?なら君だけで対処したまえ」
とばっさり切り捨てられてしまった。
そのため連日会社に泊まり込み仕様変更を行っていた。
変更点もだいぶ終わり一服しようと会社を出ると急に足下が抜ける感覚に襲われた