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ダウンヒラー速多  作者: チンパンドッグ
最終章 チームとして世界一へ
53/54

第51話 感謝

レースを走り終えた麗華を、スモールアニマルズの面々が出迎える


速多「あの巻き返しは凄かったです!!」


凛「えぇ!驚いたわ!」


山岡「ほんと度肝を抜かれたよ!」


信濃「お疲れさん」


「ウキウキ!」(マリーもおつかれ!)


「キキ!」(凄い凄い!)


麗華「皆さん!ありがとうございます!何とか走りきれましたわ!速多さん!明日は速多さんの独壇場ですわ!」


スモールアニマルズの面々が談笑していると麻耶がやって来る

麻耶は麗華に頭を下げ敬意を表す


麻耶「麗華…サンキューな、助かった」


麗華「麻耶さん!困った時はお互い様ですわ!

でも、明日優勝するのはワタクシたちですわ!」


麻耶「あ?アタイの信太が勝つに決まってんだろ?」


ふと後ろを見ると顔が赤い信太とニヤついている悠輝がいた、麻耶は顔を赤くしそっぽを向く


信太「ま、麻耶さん…今、アタイの信太って…」


悠輝「おぉ!?どうした麻耶!?愛の告白か?」


麻耶「いたのかよ…そんなんじゃねぇよ!」


そのやり取りに、スモールアニマルズの面々は

ニヤニヤし、微笑ましい気持ちになっていた

その時、下衆田が足をドスドス鳴らしてこっちに向かってきた


下衆田「おい!お前達のせいでこっちは悪者扱いだ!お前達が避けていれば、こんな事にはならなかったんだ!どうしてくれる!!」


その言葉を聞いた皆は、不快感で顔が歪む

ふと、山岡が下衆田の前まで来て微笑み

握手を求める、下衆田はその手につばを吐く

空気が凍る


スモールアニマルズの面々は恐怖に怯え

友川兄妹は素知らぬ顔をし、信太は頭にハテナが浮かぶ

皆の目線は、麗華に集まる


麗華の目のハイライトが消え恐ろしいオーラを

纏っていた


麗華「ヤマオカ様が、アナタの無礼を許し握手まで

求めたのに…その様な態度…決して許されるものでは

ありませんわ…アナタ…そんなにヤマオカ様を

悲しませたいのですか?なんなんですか?ほら?

答えてご覧なさい?黙っていてはわかりませんわ?」


下衆田は恐怖に震え退散しようとするが首根っこを捕まれる


麗華「どこに行こうとしてるのですか?答えてください…ハヤク…ハヤク…ハヤクハヤクハヤク!!」


下衆田「ひっ!」


山岡「れ、麗華…俺は気にしてないよ!それよりも

優しくて気高い麗華がみたいなー?なんて…」


山岡の言葉を聞いた麗華は、直ぐに手を離し微笑む


麗華「山岡様がそうおっしゃるなら…致し方

ありませんわ!ただ…次その様な愚かな行いを

したら…どうなるかおわかりですよね?」


下衆田は逃げる様に去っていった


皆は絶対に麗華を怒らせないようにしようと

固く誓うと同時に山岡には一生、麗華の手綱を

握ってて貰うことにする


いよいよ明日は最終日

期待を胸に選手達は眠りにつくのだった



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