表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ダウンヒラー速多  作者: チンパンドッグ
最終章 チームとして世界一へ
45/47

第43話 大会前のひと時

いよいよ大会前日の夜がやって来る

ライドオンのガレージでは明日から行われる

レースについての作戦会議が開かれていた

信濃は真剣な顔をして

速多、山岡、麗華に作戦を伝えていく

予選はまるで突破して当然の口ぶりだった


信濃「じゃあ軽く明日から始まる

大会の説明をするぞ、予選の事は心配していない

速多なら大丈夫だろ?

ってことでまず山岡」


山岡「はい」


信濃「お前はなるべく順位を上げるようにして

欲しいが、無理はしなくて良い

大会は1区間16台で行われるから

かなりの混戦になる、取り敢えず10位以内を

キープして行けたら上を目指してくれ」


信濃の要求は簡単そうに見えるが、実際は至難の業

周りはトップチームや有名チームばかり、もし本当に10位をキープ出来たら大金星だ

山岡は、そんな難題に臆することはせず、高らかと宣言する


山岡「任せてください」


信濃は頷き、今度は麗華に目線を合わせる


信濃「次に麗華、お前は順位の事は考えなくて良い

お前の担当区間はかなりハイスピードに進んでいく

余計なことを考えている暇はないぞ

強いて言うなら、8位に入ることが出来れば

上等だろう、とにかくペースを乱されるなよ?」


麗華はさも当然かのように答える


麗華「お任せくださいませ!」


信濃は微笑む、そして最後に速多の目を見る


信濃「最後は速多、お前は1位を取ることだけを

考えろ

ダウンヒル区間はかなりの難易度で

度胸がいる区間だ、まぁ度胸に関しては

心配してない、ただ、道幅が狭いから凛と協力して

攻略していけ、ここで1位を取れば世界で初めて

個人の小さな店から世界王者を出した事になり

かなり栄誉な事で、この先の活動の幅も

広がるだろう、かなりの難題だが、みんなが繋いだバトンをお前達が届けて見せろ」


速多は緊張したお持ちで答え、凛は同然と言わんばかりの態度で答える


速多「頑張ります!」


凛「任せてちょうだい!」


皆の顔を見た信濃は、穏やかな表情になる


信濃「まぁ、色々言ったが正直に言うと

順位よりもまずは無事に大会を終われたらそれで良い

クラッシュには気を付けてくれよ

マリーとボンバーとヘッドも頼んだぞ」


「クワァン!」(任せなさい!)


「ウキィ!」(任せろ!)


「ウキ!」(任せて!)


速多達は元気よく返事をして各々車の整備をしていく


その頃友川家では


悠輝「あ?作戦?そんなもんねぇよ?」


信太は悠輝に作戦を聞いたが返ってきた返事が

それだった

信太は呆気に取られるその横で

麻耶は頭を抱えている


信太「え?大丈夫ですか?」


悠輝「俺達は考えるのが苦手だからな!」


麻耶「兄貴…」


悠輝「まぁ、作戦はねぇが…なんとかなるだろ!

キリングレーシングにはぜってぇ負けるんじゃねぇぞ!特に信太!」


信太は険しい顔になり、自分の手を固く握る

麻耶は心配そうな顔で見ている

ポチは信太のそばに寄り添いどっしりと構えている


信太「はい!今回は絶対に負けたくありません!」


悠輝「よし!その意気だ!」


麻耶「事故るんじゃねぇぞ」


信太「任せてください!」


「ガウゥ」(我がいるから心配無用だ)


悠輝「よし!なら今日は明日に備えてもう寝るぞ!」


悠輝達は明日から始まる大会に備えて早く寝る


いよいよ世界一を決める大会が明日から始まる

皆はそれぞれの思いを胸に眠りにつくのだった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ