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ダウンヒラー速多  作者: チンパンドッグ
第一章 レースの世界と仲間達との出会い
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第10話 新たな誘い

施設内でゆっくりする速多と凛

そんな2人に声を掛ける男がいた


???「君達があのスイスポのドライバーとナビゲーターだね?」


速多「はい、そうですけど、あなたは?」


凛「ちょっと!アンタ!この人を知らないの!?この人は世界中のレースを主催している神埼剛よ!」


速多「えぇ!そんな凄い人が

僕たちに何の用ですか?」


神埼「実は、近々この辺りの公道で

レースを開催する事になってね、もし良かったら

参加してみないか?」


速多「えぇ!いいんですか!?」


神埼「あぁ!是非とも参加して欲しい!

先程の走りは見事だった、その走りを世界中の人に

見せてくれ!」


速多「分かりました!頑張ります!

あ!お願いがあるのですが、凛さんも同乗しても

いいですか?」


神埼「構わないよ」


速多「ありがとうございます!」


神埼「では、また会える日を楽しみにしているよ」


神埼は去っていく


凛は呆れた顔をして嘆く


凛「ちょっと?今回も私は乗るのかしら?」


速多「はい!凛さんのナビが、絶対必要です!」


凛「しょうがないわね!付き合ってあげるわ!

感謝しなさい!」


速多「ありがとうございます!」


速多の、嬉しそうな顔を見て凛はそっぽを向く

しかし、内心は頼りにされてうれしい様子


凛(ほんと、しょうがないわね)


影で様子を見ていた信濃はニヤニヤしていた


信濃(ほんと、凛のやつ素直じゃないな、

それはそうと、楽しみになってきたな

今の速多と凛がプロ達相手にどこまで通用するのか

見ものだな)


速多と凛が話していると、山岡が近づいて声を掛ける


山岡「お疲れさま!速多も公道レースに出るんだって?

俺も出るからライバルだね!」


速多「山岡さんも出るんですね!負けないように

練習します!」


山岡「レース当日を楽しみにしているよ!」


山岡は去っていく


速多「いい成績をとれる様に頑張りましょうね!

凛さん!」


凛「言われなくてもわかっているわ!」


速多と凛はライドオンに戻り、レースで走ることになるコースの確認を行う

コースの全長は25キロ

前半に上りセクション10キロ

後半に下りセクション15キロのテクニカルコース


ラスト5キロは高速コーナーが続く度胸とテクニックが試される難関コース


凛は速多に作戦を伝える


凛「いい?私達のスイスポでは、どう頑張ったって上りの区間をついて行くのは不可能よ、上り区間は

タイヤを温存した走り方を心掛けてちょうだい」


速多「でも、あんまり離されると

追いつけなくなりますよね?」


凛「確かにそうね・・」


速多と凛が頭を悩ませていると、信濃がやって来る


信濃「20秒ってところだろう、それ以上離されると

追いつくことは出来ないだろうな、まぁ頑張れ

5位以内に入れば大金星だ」


凛「わかってるわ!父さん!」


速多「表彰台に上がれるように頑張ります!」


速多と凛はサーキットで練習したり

実際にコースに赴き走って感触を確かめ、レースに備えるのだった



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