表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/18

12


 マンネリ打破、それすなわち未知の冒険への挑戦。


 ってことで、唐突ですがダンジョン攻略することに。



 場所は、ニルシェ王国内の某所。


 王都からそれなりに離れたところにある、


"コレイカダンジョン"という古代遺跡型ダンジョン。



 最奥には滅亡した古代王国の遺産が眠っている、


 かもしれないという、噂ではかなりの高難度ダンジョン。



 って、リルシェさんっ。


 それってふたりパーティーの冒険者チームが潜っちゃいけない場所なのではっ。



「大丈夫ですよっ、ウェイトさん」

「コレイカは管理が行き届いたダンジョンとして魔族領内では有名なのですよっ」

「階層ごとにきっちり区分けされており、浅い階層なら初心者訓練に最適」

「もちろん実力に応じて、より深い階層へ挑戦するのも自由」

「今の私たちの実力を測る場所として相応しい冒険の場なのです!」



 あー、もしかしたら欲求不満気味なのですか。


 ずっと俺の実力に合わせたヌルい依頼ばかりだったから……



「違いますよっ、今回の冒険はパーティーとしての私たちの実力を推し測るのが目的っ」

「決して、ニルシェ王都でのウェイトさんの浮気目線をアレしようなどという魂胆はありませんとも!」



 ……まずは準備を整えましょう。


 王都近辺での冒険以上に、


 ダンジョン突入の際は何よりも事前準備が大切、でしたよね。



「そうっ、その調子でグイグイ行きましょうっ」

「正しい手順で楽しく冒険、それこそがダンジョン攻略の醍醐味ですよ!」




 ---




 ニルシェ王都からコレイカダンジョンへは、徒歩での旅。


 距離はサイバルミスタの街より遠いですし、


 整備の行き届いた街道ではないので、当然長旅に。



 今回は魔物とも積極的に戦っております。


 俺は、最近お気に入りの斬れ過ぎ片手剣での立ち回り。


 自分自身をざっくりしないよう気を付けながら。



「片手剣での立ち回りの方は、かなり安定感が増してきましたね」

「今のように刃物を扱っているという緊張感を忘れずに、更なる大胆さを身に付けましょう」

「毎晩、寝る前に愛用の武器に頬擦りしてあげるのもオススメですよっ」



 そういえば、リルシェさんは毎晩やってますもんね。


 短剣と短刀の両方に、そりゃあもう念入りにスリスリと頬擦り。



「愛着と信頼こそが一心同体への道しるべ、武器との一体感は一日にして成らず、ですよっ」



 肝に銘じたいところですけど、斬れ過ぎ片手剣との添い寝はちょっと……



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ