表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
一本線のいけないこと。  作者: Asahi-Yuhi
40/45

第三五話 他の男だから。

見つけられないから。

雷斗side(31~40話まで)

「ミスコン優勝者は────。」


 司会者の生徒会長が焦らしながら発表する。























「雷斗さんです!ステージに出てきて下さい!」


 よっしゃ。


「やったー!らいくん、すごいすごい。」


 海里が隣でめっちゃ喜んでいる。


「海里にカッコ悪いとこ見せたくねーしな。」


 そう言って、海里の頭を撫でてから、ステージに向かう。


「こちらにどうぞっ。」


 生徒会長の指示でステージの真ん中に立つ。


「優勝した、雷斗さんです。一言どうぞ!」


 マイクを渡されて、それを受け取った。


「はい。え~っと、優勝出来るかなとは思っていましたが、予想通りで良かったです。」


 俺はそんなふうに他の出場者を煽る。


 俺の返事に生徒会長は何も慌てずにマイクを握る。


「ありがとうございます。続いて、二位と三位の発表です。」


「二位は────。三位は──、朔。お二人は後で表彰があるので、生徒会役員が来るのを待っていてください。」


 二位は三年生の先輩。


 かなり予想通りな結果だった。


 その後いろいろと生徒会長が話して、あっという間に午後の時間になった。


ーー


「注文はどうしますか?お嬢さん。」


 俺は執事キャラというなんとも難しいキャラになりきる。


 流架にめっちゃ厳しく訓練させられた。


「え~っとぉ、このパフェ二つでお願いします。」


「かしこまりました。」


 えっと、ここでウインクだったか?


 俺は、調理担当の快凪のところに向かう。


 あいつは意外に料理が上手い。


 前に食べさせてもらったときも、プロレベルかと感心した。


「快凪、パフェ二つを三番席。」


「了解。海里は大丈夫なん?」


 そんな会話で、俺は海里の方に目を向けた。


「注文はどうしますか~?」


 海里が“かわいい”声で客の男に声をかける。


 他校生かな。


「え~、君っていう選択肢はないの~?」


 男がデレデレとした口調で話す。


 俺はそこに近づいていく。


「えっとぉ~、無いですね~。」


 海里が俺の方に助けを求めているのが伝わった。


「お客様、ご・注・文はどうなさいますか?」


 俺は満面の笑顔で聞く。


「え、あ、このパフェでぇ、、。」


 男が怖がりながら、注文する。


 怖くなんかないのにな。


 てか、パフェ人気だな。


 午後の分、足りるかな?


「かしこまりました。海里、行こ。」


 男に返事をして、海里の手を引きながらその場を去る。


「快凪、パフェを十四番に。」


 俺は快凪に簡単に伝えて、クラスの奥()に入る。


「ええと、らいくん、助けてくれてありがと!」


 海里が笑顔で言う。


 俺は苦しくなって、海里の後ろの壁に手をつく(壁ドンする)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ