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一本線のいけないこと。  作者: Asahi-Yuhi
32/45

第二十八話 告白するから。

 ??side


──告白。


 今日、お前にする。


 誤解なんて言うなよ。


ーー


 海里side


「らいくん、いつもの公園に行こ?」


「ん?まあ、いいけど。」


 公園は、プラネタリウムから出てすぐのところ。


 僕は、歩いている最中、らいくんとの話に身が入らないくらい考えた。


ーー


 すぐに公園についた。


 公園には、もう遅い時間だからか誰もいなかった。


 告白するには、ここかな。


「らいくん、あのね。僕、、」


「海里。俺、話したいことあるから、先にいいか?」


 らいくんは、突然僕の勇気を遮って言った。


「う、うん。」


 僕の勇気は、あっという間に引っ込んでしまった。


 らいくんは躊躇ったようで決意を決めたような曖昧な顔をしていた。


 嫌な妄想もしてしまうけど、僕はそのから離れられない。


 そんな僕を置いて、らいくんは話を続けた。


「俺、海里のことが好きだよ。付き合って欲しい。」


──え?


 僕は、喉から言葉が出てこなくなった。


 らいくんの本心なのか、夢を見ているのか。


 僕は罰ゲームでも夢でも何でもいいって思ってしまった。


 少しの沈黙の後、半信半疑な僕はらいくんに聞いた。


「恋愛的にって、こと?」


「ああ。」


 僕はらいくんの顔が見えなかった。


 やっと、叶ったから。


 目が濡れて、僕は半泣きで言った。


「僕、らいくんのこと好き!付き合いたい!」


 僕の声が公園の中に響き渡った。


「良かった。」


 小さならいくんの声が僕の耳に届いた。


「大好きだよ、らいくん。」


 そう言って僕はらいくんの胸に飛び込んだ。


「は?」


 そんな声と裏腹にらいくんは僕を抱き止めてくれた。


「へへ。」


 僕はらいくんを見上げた。


「待たせて、ごめん。」


 そんな声が僕の頭の上から降ってきた。


「バカ。」


 今日だけはそう言ってもいいよね?


 これから、たくさん愛して、愛して貰うから。


 そう言えば、いつ僕の想いに気づいたんだろうな。


 そう思いながらも、僕はこの腕の中に閉じ籠っていたかった。


ーー


「海里。学校行くぞ~。」


 いつもより明るい日常が僕を照らしてくれた。


「はーいっ。」


 らいくんは、前より彼氏面をしていた。


「おー、元気だな。」


「うん。そう言えば、僕ってらいくんの彼氏なの?それとも彼女なの?」


「あー、彼女じゃね?反応が。」


 僕って、女の子っぽい反応なのかな?


「え~。じゃあ、僕はらいくんの彼女ですっ!って快凪くんに言お~。」


「いいんじゃね?快凪、どんな反応するんだろ。」


 らいくんは笑いながら言う。


 僕は君に一生惚れていたい。


──これが、夢でもいいから。

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