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一本線のいけないこと。  作者: Asahi-Yuhi
25/45

第二十二話 気づかなかったから。

見つけられないから。

??side


──__?


 ぽい人を()は見た。


ーー


海里side


「ねえ、お兄ちゃん。そっちは別の映画の場所だよ?」


「うええ、ごめん。」


「も~、こっちこっち。」


 僕はお兄ちゃんの腕を引っ張って、席に向かった。


ーー


「面白かったね~。」


「うん。最後のあのシーンが一番好きっ。お兄ちゃんは?」


「俺は主人公の修羅場も好き~。」


「確かに~。」


 そんな話をしながらお兄ちゃんと歩く。


 お兄ちゃんはなぜかキョロキョロしていたけど。


 まあ、いつものことだし、気にしないけど。


「あっ、服買う前にフードコート行こっ!」


「うわぁ、うん。」


ーー


「お兄ちゃんはどれにする~?」


「うーん。海里は?」


「うーん。ハンバーガーかラーメンで迷ってるかな~。」


 どっちもらいくんの好きなもの。


 こんなとこまで影響されちゃっているんだな。


「じゃあ、俺がラーメン頼むから、半分こしよ?」


「うん!ありがとっ!」


 決まったから、買いにいこうと歩き出した。


 その時、見たくないものを見つけちゃった。


 お兄ちゃんの顔を見ると、お兄ちゃんは気づいていたのかな?


 お兄ちゃんはなんにも()()()()から、気のせいだとでも思っていたんだろうな。


「あれっ?海里じゃん。」


「らいくんと、朔くん...。」


「あえ、どうしよう...。」


 お兄ちゃんは他の意味でうろたえてるな。


 朔くんは知らないって思っているんだろう。


「お兄ちゃん、ごめんね。朔くんに気づかれたから、この前話しちゃった。だから、大丈夫だよ。」


 小声でお兄ちゃんに伝えた。


「あっ、良かった。」


「海里と藍にいも来てたん?」


「うん。らいくんたちも?」


「ああ。」


 持っているチケット。


 見えちゃた。


 僕と毎年行っていたやつだ。


 分かっていても嫌だな。


「朔は、何頼んだの?」


「俺はラーメン。()()だから。」


 お兄ちゃんは朔くんと話してる。


ーー


 帰り、らいくんたちとは別で僕たちは車に乗って帰ることになった。


 ラーメンとハンバーガーもちゃんとお兄ちゃんと半分こした。


 朔くんはお兄ちゃんと会えて嬉しそうだった。


 朔くんは、らいくんに告ったん(好きなん)じゃないの?


 服もお兄ちゃんに選んでもらって冬服買った。


 お兄ちゃんと遊ぶ時間()楽しかった。


 でも、らいくんたちのことが頭から離れなくて()()()()も保てなかった。


 僕はいろいろ疲れたのか車の中で寝た。


 お兄ちゃんは何を考えているんだろう。


 好きな人とかいないのかな?


 あっ、お兄ちゃんは生徒に恋を出来ないのか。


──お兄ちゃんも()()()()恋してほしいな。

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