表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
LOVE□HEART  作者: きのりん
9/16

第8話 誰?

クラス替えから数ヶ月。


あるうわさが広がった。



「____ざわざわ____」

「ねえ〜萌知ってるぅ〜?」

「えー?なにがーー?」

「えー!!!知らないの?」

「・・・うん・・・???」

「隆生と紗帆ちゃんが付き合ってるってウワサ!」

・・・・・・・・・・・・・え?


付き合ってる・・・?




「え・・・・まぢ・・・・・?」

「うん!この前二人で居るの見たよ?」



・・・・・・・・・・・・・・隆生?



どうして・・・・・・・・・・・・・・?





私は教室を出て、2組を見にいった。


その先には_______________




「隆生♪昨日のM・Mテレビみたぁ?」

「うん!見たよぉ紗帆!」



・・・・・・。



確かに二人でイチャイチャしてる。


その時、隆生と目があった。

私はそっぽを向き、

教室に帰った。


隆生と紗帆ちゃんなら

二人とも人気ものだし。


二人ともお似合いだし。


萌と隆生は釣り合わないよね。


しょうがない。受け止めるしか。




放課後一人で泣いていた。


ガラッッッ


「!?」

振り返ると、そこには

健吾がいた。


「・・・?岡本?」

「・・・・・グスッ___」

「・・・・泣いてんのか・・・?」

「ほっといてよ!」

「・・・いいよ。泣けよ。」


健吾は5年になって初めて同じクラスになった。


元気だし話やすい。


萌は泣いた。

これ以上涙が出るのか?

というくらいに_____________




「・・・落ち着いたか?」

「・・・うん・・・ごめん・・・ありがとう。」

「なんだよ!ありがとうなんて!・・・そんなことより何で泣いてたん?」

「・・・・・・・・・・」

「話せなかったら良いけど・・・もしかして・・・隆生のこと?」

「・・・・・・・・・うん・・・・・」

ポロっと言ってしまった。

「そぉかぁ。岡本は隆生が好きなん?」

「うん。ずっっと前から。」

「そおか・・・・」




沈黙が続いた。





なんでこんな相手に話てるの?

分からない。デモ、落ち着く。




ありがとう・・・健吾・・・・・




でも、もう無理なんだ。

萌に隆生は来ない。


隆生は他の人を選んだ。





無理なんだ。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ