第7話 クラス替え
新学期の朝_______
「きゃぁー!遅刻ぅぅぅ!」
新学期の朝から遅刻!?
マンガみたいなパターンだ。
萌はあわてて家をでると、
少し行ったところに隆生が走っていた。
追い抜かし、
「おっさきぃー♪」
と行くと、隆生が
「ちょ!お前も遅刻するのか?(笑)」
「へーーんだ!ウチのほうが足早いんだよ!」
「なんだとおー!?」
猛ダッシュで二人。
学校に向かう。
そう、遅刻しないために(笑)
でも、
萌にとって。
今日は運命の日。
そう_____________
今日は・・・・・
クラス替え。
3年4年は、隆生と同じクラスになれた。
でも・・・さすがに3年連続は無いだろう。
うん。
無いよね。
__________・・・・・・・・・。
ビンゴ。
クラス離れました。
萌は5年1組。
隆生は5年2組。
・・・・神様の意地悪!
なんだよぉー!
・・・・・仕方なく教室に入る。
普通に仲の良かった子もたくさんいる。
でも、隆生がいない。
それだけで、心にぽっかりと穴が開いた気がしたんだ。
そんなに目で追っていたんだなぁ・・・と。
でも、好きなのは変わりない。
好きだから。しょうがない。
愛してるよ。
隆生___________________
でも、この時は何も。
これから起こることを。
萌は何もしらなかったんだ________