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LOVE□HEART  作者: きのりん
3/16

第2話 好き・・・?

そして、萌が転入してから

1ヶ月がたった。


冬休み開始2日前_______

萌は学校を休んだ。


たくさんの荷物を持って帰らなきゃいけないのに・・・


次の日、元気に学校に行った。


「岡本。」

「はい?先生。」

「昨日休んだから、この荷物今日全部持って帰れよ!!!」

ドサッッ!!!!!

「え〜!!!こんなに?」

「昨日休んだんだから仕方ないだろう。」

「はぁ〜い・・・・・。」


放課後、

めっちゃいっぱいの荷物をよろよろしながら

歩いていた。


「はぁ〜・・・・・・重いなぁー・・・・・・・・」

そんな独り言を言っていた。

すると


ヒョイッ

「!?」

突然左手の荷物がとられた!!!???と思い、

後ろを振り返ると

隆生がもっていてくれた。

「もってやるよ♪」

「え・・・いや、ィィよ?思いッしょ?」

「ううん。お前ん家まで持ってく。」

「え・・・じゃぁ隆生ん家通り越しちゃうよ?」

「うん。それでもいいよ。」


そのまま隆生の家も通り過ぎて、

私の家の前に着いた。


「はい♪」

隆生が軽そうに私に渡す。

「あ・・・さんきゅ☆」

「おう。でも軽かったから。じゃな」

「ウン。ばいばい。」

私は隆生が遠くなるまで見ていた。

でも隆生は手や肩をぶんぶん回していた。



・・・・・・・・ホントは重かったくせに!!!

かっこつけだなー!!!!!


でも何よりうれしかった。


心の中でドキン・・・・・・と胸が高鳴っていた。


もしかして・・・・・。

隆生のことが・・・・・・・・・・・・・





好き_________________?


いやいや、

まだ小学校3年だよ?

そんなたった1度の感情じゃん。

そうだ、

これは勘違いだ。

そう。勘違い。


私はそう信じることにした。

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