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コーヒーの妖精

2話あらすじ


寝不足になりながらもなんとかイベント用の原稿を書き上げようとしていた私は、コーヒーを淹れて眠気を覚まそうとする。

そのとき不思議なことが起きる。

コーヒーのなかに少女が入っていたのだ。

 ――もうどれくらい眠ってないんだろう。


 自室の机の前に座っていると、そんな疑問が浮かんでくる。

 もちろん、ずっと起きているなんて、人間にできるわけがない。

 私が起きっぱなしなのは、せいぜい一日か、二日。

 実際には眠っているのだ。学校の教室で。


 ――そう、今日も……。


 眠っていたと気づくのは、決まって意識が戻ったあとだ。

 起きた瞬間の不自然な体勢。

 とっさに状況を把握できず、椅子から落ちそうになって、クラスメイトから笑われる。

 手をついて、よろよろと立ち上がる。

 制服の乱れをなおして、座りなおす。


 心配そうな隣の席の女子。

 うんざりした表情で小言をつぶやく教師。


 それらに反応をする余裕なんてない。

 無表情で、それらを聞き流す。

 執拗に繰り返す、とても耳障りな笑い声。

 まるで耳鳴りのような――。


 そんなことは、学校で何度もあった。

 一方、家のベッドではほとんど眠らない日々が続いていた。

 机に向かって、椅子に座ったままウトウトするだけだ。


 意識がぼんやりと薄れて、ハッと飛び起きて、原稿へ向かう。

 そしてまた、だんだんと意識が薄れていく。

 同じことの繰り返しだ。


 ――ぐっすり眠れたのは、いつのことだったろう。


 考えても思い出せない。


 昨日と今日の境界はあいまいだ。

 ぼんやりとした記憶のなかの風景に焦点を当てようとすると、体の力が抜けていく。

 いや、違う。最初から自分の体には力が入っていないのだ。まぶたを開いていることさえままならない。

 いまさらそのことに気がついた。


 明らかに睡眠不足だった。

 体がだるい。

 自分の腕がひどく重くて、動きも鈍い。

 力は入らないのに、首と肩が自分でもわかるほどにこわばっている。


 ――ああ、それよりも、そんなことよりも、時間がない。いそがないと。


 原稿はまだ書きあがっていなかった。


 机の上には気分を出すために用意した原稿用紙が束になっている。

 まだ半分ほどは真っ白のままだ。


 ――書かないと……。


 このままでは締め切りに間に合わないかもしれなかった。

 そうすると、印刷ができなくなる。

 イベントに手ぶらで参加することになってしまう。

 迷惑をかけてしまうのだ。

 自分だけじゃなくて、サークルのみんなに。


 はっきり言って、かなりヤバイ、という状況だった。

 睡眠時間を削って執筆に充てても、間に合うかどうか、ぎりぎり。

 焦らなければならないところだ。本当は。


 けれど、私の心には、不思議と何の感情も浮かんでこなかった。


 頭が回らない。

 急がなければならないということがわかっていても、心が動かない。

 漫然と、いまの状況を受け入れてしまっている。


 ――これじゃあダメだよ。気持ちを切り替えよう。さあ、何を書こうか。


 無理矢理にペンを握る。

 余計なことを考えている場合ではなかった。

 原稿の内容を考えなければならない。

 すぐにでも手を動かさないといけない。

 みんなのために。

 私のために。


 それなのに、思考はとりとめもなく漂っていく。


 どこからか、チーズの香りがしていた。

 隣の家からかもしれない。


 ――夕食の時間……はとっくに過ぎてるか。


 唐突に、今日食べた夕食がなんだったかが気になって、グラタンは昨日の夜だったことを思い出して、そのグラタンが信じられないくらい熱かったことにあらためて腹を立てて、それから何を考えているのだ、と自分に突っ込んだ。


 ――ヤバイよ。しっかりしよう。


 集中力がなくなっていた。

 思考がまとまらない。

 指先の感覚もない。

 自分の手ではないようだった。


 体が冷たい。

 ひどく重たい。

 思うように動かない。

 もう限界が近いのかもしれなかった。


 ――とりあえず、コーヒー、淹れよう。


 コーヒーを淹れていれば、何かをしている気分にはなれる。

 それに飲んでいるあいだは、少しは頭がすっきりする。


 ふらふらと、壁に手をつきながらキッチンへ向かった。





 ――今日、これで何杯目のコーヒーだろう。


 ぼんやりと考えながら、カップにインスタントコーヒーを用意した。

 ビンの蓋を開けて、茶色い粉をひと匙。ふた匙。

 ポットの頭を押し込んで、お湯を出す。

 それだけ。


 コーヒーを一日に飲んでいいのは、三杯か四杯。それ以上飲んだら、中毒症状が起きると聞いたことがある。気分が悪くなったり、吐いてしまったり。

 もちろんとうに、それ以上の量を飲み干していた。


 ――こういう関係ないことは頭に浮かぶんだけど……。


 お湯を入れて、かき混ぜて、カップをテーブルの上に置いた。

 コトンと音がする。

 白いカップに、黒い液体。そこに見えるか見えないかの、微かな白が漂っていた。


 コーヒーから立ち上る湯気だ。


 このままでは、飲めない。

 私は猫舌だから、しばらく冷まさないと、このコーヒーを飲むことはできない。

 適温になるまでの時間が必要だ。


 ――だから、待っているあいだ、少し休憩をしようか。


 そう考えると気持ちがすこし楽になった。

「休憩」とつぶやくと、こわばっていた肩の力が抜ける。


 もしかすると、この時間のために私はコーヒーを淹れているのかもしれなかった。





 ソファーに深く腰掛けると、心地の良い痺れのような感触が体を駆け巡った。

 体がクッションのなかに沈む。

 引力よりもはるかに強い力で引き寄せられているようだった。

 ほんのすこし、目を閉じてみたくなる。

 逆らい難い、甘い誘惑だ。


 ――だけどそんなことをしたら、ヤバイよね。


 原稿を書けないまま、なにもかもが終わってしまう。

 サークルの仲間も怒るだろう。

 私を責めている光景が浮かぶ。

 もう口を聞いてもらえないかもしれない。

 許してもらえないかもしれない。


 ――目を閉じる訳にはいかない。原稿だけは書かないと……。


 さすがにそれくらいはわかっていた。



 ちゃぷっと液体が揺れる音がした。

 なんだろうという疑問は浮かばなかった。

 ただ、音に反応して、何も考えずに首を動かした。

 テーブルの上に置いたコーヒーカップから聞こえたようだった。



 コーヒーカップのなかには少女が入っていた。

 10センチくらいだろうか。手のひらよりもすこしちいさいサイズ。カップにちょうどいい大きさの女の子だ。

 ピンク色の髪がふわりと広がっている。緩やかなカーブを描いて。

 目は大きくて、肌が白くて、赤い小さな唇がとてもかわいらしい。キラリと輝いているような、鮮やかな赤だ。


 思わず見とれてしまっていた。

 胸元から下はコーヒーに隠れて見ることができない。

 どうやら服を身に着けていないようだった。


 ちゃぷっ……。


 少女は私の視線に気づくと、カップのふちに手をかけて身を乗り出した。

 バチンと長いまつげをぶつけるようにウィンクをしている。私に向かって。


 ――動いている?


 人形ではなさそうだった。

 だが、こんな大きさの人間など、いるはずはない。


「あなたは……?」


 思わず声をかけていた。

 当たり前のように、返事が聞こえる。

 少女の小さな口から。


「私はコーヒーの妖精よ。コーヒーのなかにレモンティーの妖精がいたら、おかしいでしょ?」


 コーヒーの中に、レモンティーの妖精がいるはずはない。

 いるのはコーヒーの妖精。


 ――たしかにそうだ。


 妖精の言うとおりだと思った。

 

 妖精はちょっと首をかしげて、私を観察するように見つめている。

 笑みを浮かべ、落ち着いた、余裕のある態度。あるいは私のことを、馬鹿にしているのかもしれない。

 まるで人間のように、自然に動いている。


 それ以上妖精の言葉について、深く考えることはできなかった。体から血の気が引いて、冷たくなってきているように感じた。いま無理に何かを考えようとすると、かろうじて保っているバランスが崩れて、意識を失ってしまうだろう。


「コーヒーの妖精……。そうなんだ……」


「そうよ、当たり前じゃない。それよりアンタ、ひどい顔してるわね」


「私の、顔……?」


 妖精はカップのなかから、今度は確実に馬鹿にしたような表情で私を見つめていた。


「目の下にクマがあるし、髪の毛もお肌もばさばさ。お手入れしてないの? アンタ、それで学校行ってるんじゃないでしょうね? すっぴんが通用するような顔じゃないんだし、それじゃあちょっと外を出歩けないわよ?」


 自分の頬に手を当ててみた。

 言われたとおり、ばさばさとした手触りのような気がする。たぶん、乾いているのだろう。

 ここ数日、自分の顔など気にする余裕はなかった。

 鏡を覗き込んだ記憶もない。


 ――そんなにひどい顔だったんだ。


 そうなんだ、と思うだけでたいしてショックは受けなかった。


「なに? 本当のことをズバッと言われてびっくりしてる?」


 妖精はふふんと笑って胸をそらした。


「あたしはコーヒーの妖精。甘くないのよ!」


「え? ああ、コーヒーだから……」


「そう! そういうこと」


 得意げな顔の妖精に、私はゆっくりとうなずいた。


「そうなんだ」


 ぼんやりとつぶやいた私を、妖精は腕を組んで、あきれた顔で眺めていた。





「ところで、ここ、熱いんだけど?」


 カップの中の妖精が言う。

 ペチペチと、小さな手でカップのふちを叩いている。

 オモチャのような手で。


 胸元から下がコーヒーに浸かっているのに、濡れているという様子ではなかった。

 体の表面をさらりと、黒色の液体が流れていく。見事に弾かれている。

 ピンクの髪もふわふわのままで、張り付くことはない。軽そうに揺れて、お菓子のようだ。


 不思議な光景なのに、なぜか納得してしまう。

 妖精には奇妙な存在感があった。

 疑うことができないほど、確かな存在感が。


 ――本当にコーヒーの妖精なんだ。


 あらためてそう思った。


 ――本人もそう言っているんだし……間違いない。


 そこまで考えて、妖精に話しかけられていたことを思い出した。


「えっと……熱い?」


「そう、このコーヒー淹れたてでしょ?」


「ああ、コーヒー。そう、淹れたてなの」


 私はうなずいた。どうも頭の回転が鈍くなっているようだった。オウム返しのような言葉しか出てこない。

 妖精はまた馬鹿にしたような顔になって、


「熱いって言ってるでしょ。どうにかしなさいよね!」


 と言い放った。


 ――それもそうか。


 私はカップに唇を近づけて、ふうっと息を吐いた。

 妖精が勢いよく吹き飛ばされて、カップの向こう側に頭を打ちつけた。


「痛いじゃないの!」


「あ……」


「アンタ、なにしてるのよ!」


「私……冷まそうと思って……」


「そんな乱暴なやり方があるわけないじゃない! すこしは頭を使いなさいよね!」


「あたま……」


「あそこにコーヒーミルクがあるでしょ! アレを入れればすこしは冷たくなるじゃない!」


 妖精が勢いよく戸棚を指差した。

 ガラス戸の向こうに、袋詰めになったコーヒーミルクが閉じ込められていた。


 ――そうか、ミルクを入れればいいんだ。


 私はうなずいて、小さな容器を取り出した。

 ツメの部分をパチリと折る。

 そしてふたをはがして、いそいでコーヒーカップへ中身を流し込んだ。


 ――あ、やっちゃった。


 コーヒーミルクが妖精にどぼどぼとかかっていた。

 何も考えずにミルクを注いでしまったのだ。

 頭から真っ白になった妖精は、無言だ。


 ――どうしよう。


 全部かけてしまってから、私はそう思った。

 どうすればいいのかわからない。

 固まるしかない。


 妖精は無言のまま。

 白いミルクの残った手のひらを見つめているようだった。


 ほとんどのミルクは妖精の肌をつるりと流れて、コーヒーの表面を漂っていた。


「ま、いいわ。ミルクのおかげですこしぬるくなったし」


 妖精はそう言って、私を鋭い目でにらむ。


「ねえ、知ってる? これって本当のミルクじゃないのよね」


「これ?」


「そう、コーヒーミルク。本物じゃなくて、人間が作ったものなの。人工のコーヒー用のミルクよ。だから、冷蔵庫に入れておかなくても大丈夫でしょ?」


 ――そういえばそうか。


 普通のミルクなら、ほうっておけばすぐに腐ってしまう。

 コーヒーミルクがいつのまにかチーズになっていたなんて話は、聞いたことがない。


「人間が作ったのよ。コーヒー用のミルクを作って、コーヒー一杯分になるように、ひとつずつ小さな容器に入れてふたをしたの。これはコーヒーのためだけに作ったミルク」


 たしかめるように、そうつぶやいている。

 妖精は白い液体をすくいあげて、指の隙間からこぼしていた。


「そういうのって、なかなか素敵だと思わない? わざわざ私のために作ったのよ。きれいな白。私にぴったりだわ」


 妖精は自慢げにそう言った。


 妖精のつややかな肌には、コーヒーミルクの人工的な白い輝きがとてもよく似合っていた。

 目を細めている表情は、神秘的とも言えるほどに美しい。

 コーヒーの表面に広がるミルクは、まるで妖精が身にまとう羽衣のようだった。


 ――たしかにぴったりだ。


 思わず指を伸ばして触ろうとする。すぐに身をよじるようにして避けられてしまった。


「気安く触ろうとしないでよね!」


「あっ、ごめんなさい……」


「それよりも、アンタ! こんなふうに自分のために、誰かが何かをしてくれたことってある?」


 コーヒーのためにコーヒーミルクを作るように。

 私のために誰かがしてくれる。

 思い当たるような出来事はなくて、私は黙ってしまった。


 妖精は満足げにふふっと鼻で笑った。


「そうでしょうね。アンタ程度の人間なんて、いくらでもいるものね」


「うん……」


 ――本当にそうだ。私程度の人間なんていくらでもいる。


 勉強も、運動もそれなりにしかできない。

 学校で、私がクラスメイトの注目を集めることなどなかった。

 いつも、「そこらへんにいる誰か」だった。

 中心になることはなかった。

 その他大勢でしかなかったから、「私」が必要とされることもなかった。


 友達もできなかった。

 あいさつをしたり、宿題を聞いたり、先生の悪口を言ったり。

 そんなことは別に私でなくてもいいのだ。

 ほかの誰でもいい、取替えの効く存在。

 そんなものは、友達でもなんでもない。


 ――だから、サークルでは。


 文芸サークルのみんなで同人誌を出そうということになったとき、一番張り切っていたのはたぶん私だ。


――何かを作り上げれば、誰かに必要とされるのかもしれない。


 そんな想像に興奮して、そこらへんにいる誰かではない、「私」を見てもらえると思って。


 だけどその原稿すら、書き上げることができないでいる。

 これだけは間に合わせたかった。

 なのに、もう、時間がない。


「なに深刻な顔してるのよ……」


 妖精がカップのフチに手をかけて、私を覗き込んでいる。


「探せば……物好きだっているわよ。アンタみたいなのを好きになるようなやつが……」


 妖精の言葉は意外だった。


「心配してくれてるのね。優しいんだ」


「誰がアンタなんか心配するのよ! 馬鹿じゃないの!」


 頬を膨らます妖精を、私はただぼんやりと見つめていた。





「そんなに寝不足になるまで、アンタなにをしているの?」


 という妖精の問いかけに、私はこれまでのいきさつを話した。


 サークルで同人誌を作るということを誰かに説明をするのは初めてだった。

 なんとなく、馬鹿にされるのではないかという不安と気恥ずかしさから周囲に隠していたことだ。

 なのに、寝不足で頭がうまく働かないせいか、そんなことを気にせずにすんなりとしゃべることができる。

 余計なことまで語ってしまった。


 ちらりと見える、首筋から胸元へのライン。

 これはすこし日焼けしているほうがいい。


 むき出しの肩から二の腕にかけて、筋肉が作りあげる美しい曲線。

 ただ筋肉がついていればいいというわけではない。やわらかさの残った、少年の筋肉が理想だ。


 存在感のある、すこし大きめの手の甲。

 唇をぬぐうとき、肩をつかむとき、柔らかな髪を撫でるとき、肌を重ねるとき。重要なのは力強さと繊細さを兼ね備えたしなやかな手の動きだ。


 イメージのなかにある理想の男の子が、妖精の前では簡単に言葉にすることができた。

 湧き出るように口から言葉がこぼれ落ちる。


 シャツは前がはだけていたほうがいい。

 そうすると、肩幅が広いほうが見栄えがいいだろう。

 ベルトは片手ではずせないといけない。


 妖精も興味があるようだった。

 カップのなかで、こくこくとうなずいていた。


「じゃあ、アンタが書くのは男の子同士の『友情』ってこと?」


「そう。男の子同士の熱い『友情』」


 ふーんと、今度は大きくうなずいて、


「なかなか悪くないじゃない。そういうの」


 にやりと笑っていた。




 

「でも、間に合うの?」


 ――そうだ、そうなのだ。


 このままだと時間がない。

 いま眠ったら、確実に、間に合わない。


 ――だから。


 カップに唇を近づけた。

 妖精の顔が大きく見える。


「ねえ、私眠くなってきたの」


 ――だから。


「だから、ごめんね」


 私は大きく口を開けた。

 特に何も思わなかった。

 悲鳴も叫び声も聞こえない。

 奥のほうの歯で、がりっと噛み砕いた。


「なるほどね、苦いんだ」


 コーヒーの妖精だから。

 得意げな表情が浮かんだ。


 これでもう少し起きていられる。


 ――そうだ、こんなことで時間をとられている場合じゃない。早く原稿を書かないと。


 私は口のなかのものをかみ締めながら階段を上がった。

 強く噛めば、まだ苦い味が染み出してくる。


 ――もう、時間がない。


 焦りや苛立ちは感じなかった。

 何の感情も浮かんでこないぼんやりとした頭のなかで、「いそがなければ」という言葉だけがぐるぐると渦巻いていた。

 

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