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(仮)王様と王妃様  作者: ちしゃ
王妃様の物語
35/38

#7#

結婚式までの1週間、周りにいた侍女達は始終何か無理難題を言われるのではないかとビクビクしていました。



侍女の方や、陛下の側近という方が見えて、ご挨拶や、式の説明などを丁寧にしてくださいます。


私は今までで一番平穏で、充実した時間を過ごすことが出来ました。




私が些細なことでお礼を言ったり、小さなミスに対し懲罰を与えないことが分かってくると侍女の方たちの緊張も少しずつ解けていくようでした。


我儘を言えば、侍女の方達のお名前教えてくれると嬉しいのですが…



ピリピリして張り詰めた空気が薄まるだけでもかなり居心地は改善されます。



監視など公爵邸でも日常茶飯事でしたし、食事も毒物の心配がないだけでも嬉しい変化です。


公爵邸では、お父様が邪魔な私を処分する可能性が否めず、邸内でさらわれたりする可能性さえ有りましたから・・・・


公爵邸に比べれば天国です。









盛大で華やかな結婚式も無事に終わらせることが出来ました。


初日の国王陛下の様子から、白い結婚、お飾りの王妃になる、と思い就寝準備をしていた時のことです。



バタンと開いたドア。


そこからいきなり国王陛下が現れ、嵐の様に寝室のベットへと攫われました。



国王陛下の表情は暗くなっていた為、あまり良く分かりませんでしたが、何やら楽しそうな口調で、何かを仰っていたようなことは覚えています。




・・・・翌日私が覚えておりましたのはここまででした。


お読みいただきありがとうございました。

誤字・脱字など有りましたら教えていただけると助かります。

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