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(仮)王様と王妃様  作者: ちしゃ
王妃様の物語
33/38

#5#

短いです。


建前上15歳の時、社交界デビューはしたが、それ以降招かれる茶会や、夜会への参加の許可は下りませんでした。


お父様は、当然の様に家族として異質な私よりも妹を可愛がり、今回の国王陛下との縁談もアナスタシアの社交界デビューに合わせて話を進めていたようでした。


ところが、王様はアナスタシアではなく姉である私を選んだものだから、お父様的には面白くなかったのでしょう。



お父様が「サフィーリア、嫁いで必ず男児を産め」


お兄様が「出来損ない(サフィーリア)、お前子を産めなかった場合はわかっているな?」


お母様が「サフィーリア、アナスタシアを遊びに行かせるから、国王陛下との仲を取り持つのですよ」


妹は綺麗な顔を歪めて「お姉さまみたいな、インキな人形もどきより、私の方がいいに決まってるんだから、さっさと王妃を辞退してね」



・・・・何とも優しい心遣いをいただきました。


お読みいただきありがとうございました。

誤字・脱字など有りましたら教えていただけると助かります。

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