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(仮)王様と王妃様  作者: ちしゃ
愚王陛下の物語
13/38

*9*

最近、小さな騒動の報告が多数耳に入るようになってきた。


国の辺境と呼ばれる地域の事なので、他国の工作の可能性も考えられる為、楽観はできない。


また騒動の起こる土地がツヴァイ公爵との関係・無関係を一概に言える場所だけでは無い為、ツヴァイ公爵の計略とも言い切れない部分がある。



だが、国の安全の為兵を割き、騒動を抑える必要はある。


各所に兵を向かわせ、騒動の鎮圧に励む。


事件が大それた切掛けで発生したわけではないからか、騒動はあっという間鎮圧され、主犯という主犯もいない。



計略だとしたら何を考えているんだろうか?


重臣達との会議でもその騒動の数が議題に上る。


騒動初期には参加していたツヴァイ公爵はここ最近の会議には出てこない。


『自領にての騒動の鎮圧の為』との事だが本当にそうなのだろうか?


王宮側が疑念の目を向けることで、公爵側はそれを逆手に、『臣下として信用されないのか』と憤慨して見せる。


そしてそれは結局は悪徳公爵派と王室派での小さな小競り合いに発展していった。


いや、小競り合いに発展させられた。


お読みいただきありがとうございました。


誤字・脱字等有りましたらお知らせいただければ助かります。

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