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Pomegranate I  作者: Uta Katagi
第3章

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小屋の夢

 その夜、不思議な夢を見た。ここはどこかの岸辺だろうか。少し向こうには湖のような水面が広がっている。その水面には霧がかかっていて遠くまでは見渡せない。向こう岸が見えないので、川なのか海なのか、湖なのかはわからない。潮の香りはしないので、湖だと思った。足元は小石混じりの砂地だ。


 岸辺からその湖に向かって進むと近くに小さな小屋が見えた。古い漁村にあるような木造の物置のような小屋だ。漁具などが置いてあるような物置で、人が住んでいるような気配はない。


 なぜかわからないが、詩にはそこに大切なものがあることがわかっていた。でも、それが何かはわからない。それを確かめるために、小屋に向かって進もうとすると、突然目が覚めた。

    挿絵(By みてみん)

ここは、自宅のベッドだった。「え、何だったんだろう。」


 時々、夢を見ることはあるが、それは断片的なものだったり、景色はぼんやりしていて思い出せないことが多いのが普通だ。けれども、この夢の景色は鮮明に思い出せた。それが夢なのか、現実にあったことなのか、区別がつかないくらいだ。


 大切なもの…、なんだったのだろう。私はそれが存在する場所を知っている。そう、それはこの世界では貸金庫の中だ。でも、暗証番号がわからない。だから、たどり着けない。


 考えてみると今の私の状況に似ている。だから、そういう焦る気持ちが夢になって現れたのかな。心理学とかで夢は実際の記憶から創られるとか、昔聞いたことがある。夢占いとか、あまり興味はないけど、そういうのがあることは理解できる。


 きっと、今の私を象徴するような気持ちが夢になって出てきたのだろう。特に、昨日は大量の本を読んで疲れていたから…


 このときは、そう思った。それにしても、リアルな夢だったなともう一度、その光景を思い浮かべた。



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