六行の詩
帰宅してから、もう一度、サイトからB5の用紙に印刷しておいた6行の詩を眺めてみた。ここに暗唱番号の秘密があるかもしれないのだが、具体的な数字はどこにも記載はないし、よくパズルとかにある縦読みをしても意味不明だ。やはり、これは単にいっちゃんの想いを込めた私へのメッセージで、暗証番号とは関係ないのかも知れないと思ったが、ずっと気になっていた。
素のままの姿で会いに行くよ。
要としての君のいる世界に
ノアの箱舟に乗ってでも。
数えきれないほどの時の中で
全てを分かち合った二人が
完成した人間になるために。
今日の会社での話を思い出して、日本語で考えるからダメなのかなとも思ったが、英語に翻訳しても意味不明だし、海外とどう関係するのかも全くわからない。
ただ、詩の内容は日本に限定された話ではない。ノアの箱舟って外国の話しで、確か中東の方だった気がする。少し考え込んだが、何も思いつかない。あー、いっちゃん、これは私には少し難し過ぎるよ。やっぱり、あの膨大な参考資料の本を読むしかないのかなと詩は思った。
こうなると、ご両親からの宅配便の到着が待ち遠しい。やはり、あのとき、一部だけでも持って帰れば良かったなと少し後悔した。




