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アクアマリンの空
朝から頭を使ったせいか、お腹がすいてきた。今日は、お昼に甘いものを食べよう。そうならプリンかケーキがいいなあ。早朝から綺麗にしているし、このまま、何か美味しいものを買いに行こう。そうだ、そうしよう。
そう考えて、部屋の玄関扉から外に出て、共用スペースの廊下を通り、アパートの外で出るための階段を降りた。1階のエントランスを抜けて、建物の外に出た瞬間、日差しを感じた。ふと立ち止まって見上げると、そこにはアクアマリン色の空が広がっていた。
綺麗な空だった。
心の中から言葉が溢れた。
『今朝、私を元気にする魔法を使った?』
少し微笑みながら、そう空に問いかけると、気のせいか、詩の髪が短くポンポンと2回ほど風になびいた。
今朝は、そんな想い出深い朝になった。




