井13
*登場人物紹介・用語解説*
●ユグドラシルアイドル メンバー
早乙女朱莉 小学6年生
短い赤髪の女の子。スポーツ全般が得意。家はお花屋さん。勉強はちょっと苦手。
紅炎の使者ユグドラ マリオネット
決め台詞「偽りの仮面を壊せ!」
七森きの 小学生6年生
黄色いお団子ヘアーの女の子。料理が得意。
セキセイインコを飼っているが、よく逃がしてしまう。
光芒の剣ユグドラ ラビリンス
決め台詞「歌え!捕われた籠の小鳥たちよ」
蒼井聖愛 小学6年生
青く長い姫カットの女の子。学級委員。成績優秀。唯一の弱点は、くすぐったがりなところ。
蒼天の天使ユグドラ ジェネシス
決め台詞「わたしは世界を創生する!」
●ユグドラシルアイドル(ユグドラアイドル、ユグドル)
愛の力で世界を統べるために、結成されたアイドルグループ。別名、世界を統べる巫女。謎めいた神出鬼没の美少女たち。歌にダンスに演技にと、活躍の幅は広い。その正体は櫻峰小学校6年生の女の子。
●ユグドラシル
櫻峰町にあるアイドル事務所。経営理念は『愛の力で芸能界の頂点を目指すアイドルを育成する』とのこと。敏腕女社長、涼風さんには、過去に何か秘密があるよう。
●ユグドラシル(世界樹)
ユグドラアイドルにメッセージを送ってくる謎の組織。同名の芸能事務所との関係は不明。
●永久のディーヴァ
かつて芸能界に君臨した、伝説の女性ソロアイドル。20歳で突然の引退をした。仮面を付けて活動していた為、誰もその素顔を知らない。
●レーヴァテインステッキ
この世界に4本しか存在しない魔法の杖。約30センチ。それぞれがユグドラアイドルの名を冠している。世界樹に選ばれた巫女のみが、その力を解放することが出来るといわれる。
4本目は、千年以上紛失していて、その名前は、すでに失われて久しい。
いわゆる変身用のスティック。
●ヴィゾーヴニル(暁の鳥)の羽根
レーヴァテインステッキに収納された2枚の翼。ステッキの持ち主が危機的状況に陥った際に、翼が開く。物語の初期は、片方だけしか開かず、欠損の杖と呼ばれる、その状態のデザインにファンは多い。
両翼が開くことによって、ユグドラアイドルの力を限界まで解放する十字展開を放つことが出来る。これを使用した後は、丸1日巫女は全ての力を失う。
●十字展開
ユグドラアイドルの放つ究極の奥義。レーヴァテインステッキとヴィゾーヴニルの羽根が、丁度十字に交差するように見えることから名付けられた。この力を解放した者の周囲に、疑似世界を作り出し、その範囲に捕らえた者全てを魅了することが出来る。
最初は、使用にリスクを伴う究極奥義として登場したが、そのうちに乱発されるようになったのはご愛嬌。
●マリオネット・ウェーブ
ユグドラアイドル マリオネットが使用する十字展開。炎を纏ったマリオネットが、現実世界を焼き払って展開する。
●ラビリンス・ウェーブ
ユグドラアイドル ラビリンスが使用する十字展開。周囲の者を迷宮に閉じ込めて、外界への脱出を塞いだ後に展開する。
●ジェネシス・ウェーブ
ユグドラアイドル ジェネシスが使用する十字展開。歴代ユグドルの中でも最強クラスの魔法。自分を生け贄に捧げることで、世界を完全に破壊し、一瞬にして再創造することで、疑似世界とは思えぬ現実味を見る者に味わわせる。
●神衣
ユグドラアイドルが纏う、魔法の糸で織られたステージ衣装。基本構成は、ワンピース、ボレロ、パニエ、ストッキング、オデコ靴。カラーは、マリオネットが青。ラビリンスが白。ジェネシスがピンク。テーマカラーと対応していないことが特徴。
●運命転換
少女達がユグドラアイドルに変身すること。または、ユグドラアイドルに選ばれること。
●世界の果て
謎の組織、ユグドラシル(世界樹)の拠点があると噂される場所。その場所は、時間と空間を超越した、意識の狭間にあると言われていて、誰もその正確な位置を知らない。
●ローズガーデン
闇の秘密結社。世界樹の壊滅を目的として現実社会に暗躍している。構成員は、政治家、大富豪、宗教的指導者などを中心としていてる為、大変危険な存在。世界樹に関わりのある者はそのことを彼らに決して見破られてはならない。
次回、『真愛ちゃんの悩み』
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