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第5話 ちょっと変な戦国時代!

菜々美達がたどり着いた世界はまるで戦国時代にタイムスリップしたかのような世界だった

城や侍を見るなり子供のようにはしゃぐ菜々美だったが…

菜々美「私タイムマシンに乗るのが子供の頃の夢だったんだけど」

「これもある意味タイムマシンみたいなもんだよね」

大和「そうだなあ」

スマホをいじる侍

菜々美「世界観は台無しだけど」

侍「?」

菜々美「そういえば名前言ってなかったよね?」

「私は相原 菜々美」

大和「俺は未来 大和」

侍「僕は山中 武 (やまなか たける)よろしくでござる!」

菜々美「ねぇ、ちょっと変な質問するけどさあ」

「「と」から始まる名前の人って知らない?」(拙者って言わないんだなあ)

武「「と」から始まる人でござるか?ああ、殿が「と」から始まるでござるなあ」

菜々美「本当!?ねぇ?そのお殿様に会えたり出来ないかな?」

武「ちょっと待つでござる」

そういって武はスマホで殿にLINEをする

武「OKでござるよ」

菜々美「やった!」

大和「運がいいな!」

武「僕が案内するでござるよ」

~城~

若い男がスマホを見るなり何やら悩んでいる

殿「うむ~武がどうしても会わせたいと言うからOKしたものの…女の子かあ~」

家老「まだ殿は女性が苦手なのですか」

殿「な…苦手では無いわ!!!ただ緊張してしまって話せなくなるだけだ!!!」

家老「それはもう苦手ということなのでは…」

「そろそろ克服して結婚の事も考えなければいけませんよ」

「今、時光家は殿しかいないのですから」

殿「分かっている…だがお前も知っているだろう…何故私が結婚しないのかを…」

「この苦しみを子孫達に背負わせたくないんだ…」

家老「殿…」

ピンポーン

殿「武が帰って来たか」

菜々美 大和 (インターホンなんだ…)

ガチャ

武「殿!」

殿「心配したぞ武!」

菜々美 (ドキッ)

(この人がお殿様!…でも今の感じ…何か大和と初めて会ったときの感じと少し違う気が…)

殿「ん?君達か?武を助けてくれたのは?」

菜々美「ああ!いえ!そんな!大したことはしてませんよ!」

殿「いやいや、大したことだ!」

「さあさ、入りたまえ」

菜々美「それじゃあ、お邪魔します」

「なんか外見は凄い立派なお城だったけど中は普通のお家みたいだね」

菜々美が小声で大和に言う

大和「それ、俺も思った」

殿が菜々美達を部屋に案内する

殿 (やはり少し緊張するなあ)

菜々美 大和 (これ洋室だ…)

殿「さて、まずは自己紹介だな」

「私は時光 須佐之男 (ときみつ すさのお)」

菜々美「私は相原 菜々美です」

大和「俺は未来 大和」

時光「菜々美と大和だな、で私に何か用かね?」

菜々美「あ、はい!信じて貰えるかどうか分かりませんけど」

「私達、実は別世界から来たんです!」

時光「別世界…?」

菜々美は時光に自分達の話をする

時光「なるほどなあ」

菜々美「信じられませんよね」

時光「いや、信じる」

菜々美「え?本当ですか!?」

時光「何故だろうなあ、確かに信じられん話なんだが」

「不思議と嘘とは思えなかった」

菜々美「じゃあ、私達と一緒に来てくれますか!?」

時光「悪いがそれは出来ない」

菜々美「え…?」

ツヅク

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