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4474倍


「歴代最強の勇者様、なんですよね?」


「あー、うん」


「勇者様ってレベルいくつなんですか?」


アリスにはまだ言ってなかったっけ。


「8948だよ 」  


「私の4474倍もあるんですか……」


計算早いね。


「アリスはまだレベル2だっけ?」


「そ、そうですよ……」


「弱いね」


「酷いですっ!」


プクッと怒ったように頬を膨らませるアリス。


うん、可愛いだけだね。


「まぁ、そう怒るなって」


「私のレベル上げを手伝ってくれたら許して上げますよ」


「いいよ」


あっさりと頷く俺。


「えっ……。てっきり、外に出たくないからヤダとか言うと思ったんですが?」


アリスの中の俺の評価が酷い。


まぁ、事実なんだけれども。


「別に、外に出なくてもレベルくらい上げられるじゃん。ほら、こんな感じにさ」


まず、索敵魔法を世界規模で発動。


お、ドラゴン発見。


海を二つ渡ったところにいるっぽい。


「○ラ」


適当に呟いてから魔法で攻撃。


これでドラゴン討伐完了!


で、アリスは俺とパーティを組んでるのでもちろん経験値はアリスにもいくわけで。


レベル2の人間が、二分の一とはいえドラゴン討伐の経験値をてに入れれればどうなるのかなど言うまでもないだろう。


「あれ、急に体が軽く……? 勇者様何かしました?」


「ステータスを確認してみな」


「あ、はい。って、えぇぇぇぇ!! レベル189ってどういうことですかっ! さっきまでレベル2だったのに!」


アリスは自分の目が信じられないといった様子だ。


「外に出るのめんどいから、ちょっとドラゴン倒してみた。」


「宿の中にいながら?」


「うん」


「ベッドでごろごろしながら?」


「うん」


「はぁ、いくらだらだらしたいからって、宿の中にいながらドラゴンを倒すなんて勇者様くらいですよ……。なんというか、強さの無駄遣いですね……」


まぁ、レベル上げはできたんだからいいじゃないか。









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