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あだ名がマウンテンブック幸子です

作者: 蒲公英陽

山本幸子17歳。親友にマウンテンブック幸子と呼ばれています。なぜこんな変なあだ名なのか、それは『マウンテンブック幸子だと略してマンコになるでしょう?私友だちを一度でいいから卑猥な呼び方したかったの』という訳のわからない理由から。でも流石にその単語では呼ばれないけど、理由が理由だけにあまり嬉しくない。

この親友元々ちょっとおかしいのだ。いわゆる変人である。でも流石にここまでとは思わなかった。もうちょっと自重して頂きたい。

他にどんなことをしてるのか?親友は新聞部でその部からだいたい週に一度学校新聞が出される。ほとんどが普通の記事なのだが、読んでいると『友達評価委員会』や『浮気相手の気持ち』などふざけた記事がある。

『友達評価委員会』はとある友人関係にある生徒についてその生徒本人達やクラスメイト、先生、兄弟にまでインタビューをとる。それを踏まえた上での親友の考察が載っているのだが、その内容が酷い。

また、『浮気相手の気持ち』は学校で結構人気な先輩が浮気をしたという情報を手に入れ浮気相手にインタビューをしたのだ。浮気相手の名前は出さず先輩の名前は隠さず記事に載せたので、先輩はキレて新聞部に乗り込んだ。記事はペンネームで個人を特定出来ないよう書かれているため親友が先輩に殴られるということは無かったのだけど。

ペンネームも『恋のキューピッド』など人を小バカにしたようなもの、とまあこんな変人だが、こんな変人とつきあっていけるのは私くらいだろう。親友も私には結構優しいのだ。

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