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不運な召喚の顛末  作者:
第三章
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休暇編12

肌合わせの回です。

性描写が苦手な方は飛ばしてください。

今日は夕方から肌合わせの予定が入っている。

朝からなんだか落ち着かない。

「リオ様。落ち着いて下さい」

何度目かの注意にミランダも呆れている。

「これでも読んで気を紛らわせて下さい」

手渡されたのは薬草図鑑だった。

サイス領特有の薬草から他領の薬草まで現在効果が認められている薬草が絵付きで載っている。

そこには調合時の注意点も書かれていた。

いつのまにか夢中になり時間を忘れて過ごした。

「リオ様。準備の時間です。」

本を取り上げられてお風呂に追いやられる。

丁寧に身体を洗ってあがると、バスローブが用意されていた。下着はない。なんだか心もとない。

「ミランダ、下着の上だけでも着たいです。」

「かしこまりました。」

ブラだけでも着ると安心する。

髪を乾かし、梳かす。

「では参りましょうか」

肌合わせを行う部屋へ移動する。勿論姿を隠す魔法を使って素早く向かう。

緊張で動悸が激しい。

部屋自体は広い部屋ではなかった。客間よりも狭いがなんと言っても大きなベッドが用意されている。

家具はベッド以外にもテーブル、椅子や一人掛けのソファ、姿見、食器類も備わっている。

簡易台所、お風呂やお手洗いも完備されている。

「凄い部屋ですね。」

初めて入った室内に驚き、緊張を忘れた。

ナイトテーブルにバスケットを置く。

「しばらくお待ちください。もうすぐグラッド様もいらっしゃいますので。」

ミランダはそう言うと部屋を出て行った。

こういう時、ベッドに座るか椅子に座るかどうしたらいいんだろう。結局座らず部屋をうろうろしているところにグラッドが入ってきた。

「お待たせしました」

グラッドも同じバスローブ姿だった。手にはバスケットを持っている。

「グラッドのバスケットも中身は一緒ですか?」

「恐らくそうだと思いますが、確認しましょうか」

ベッドに並んで腰掛けてバスケットの中身を確認する。

若干違いはあれどほぼ同じだった。

「なんだろ照れますね。確か、天蓋に魔法陣が浮かんだら開始するんですよね。」

天蓋を見上げる。

「リオ。表情が強張っています。無理はしないでください。肌合わせが一日だけじゃないのは緊張を解く為の時間も含まれているからです。ゆっくりでいいんですよ」

「グラッド、ありがとうございます。」

今日一日何をしていたかと話をしながら、いつもの感じを取り戻す。落ち着いてきた。

「グラッド、くっついていいですか?」

「はい。」

グラッドの肩に額をつける。

「おや?今日は控えめですね、どうしました?」

「そんなことはないですよ」

「リオ、触れてもいい?」

「いいですよ。私もたくさん触れますから」

腰を抱かれる。やっぱり好きなんだな。

目が合い、唇を重ねる。何度も口づけて、抱き合い互いの身体に触れ合った。

「ん、はぁ、」

グラッドのバスローブの襟に手を入れ捲る。

男の人ってやっぱりこんなに身体つきが違うんだと実感しながらグラッドの胸や腹に触れた。

グラッドは私のバスローブの腰の紐を緩める。すると一気にはだけた。

「リオ、下着も脱がせていい?」

「うん後ろにホックがあるから。」

「これ?あ、とれた」

グラッドに背を向けて外してもらう。背中にも口づけられ後ろから胸を揉まれた。

「ぅん!あっ、んん」

そして、太腿に触れた手が、更に奥の陰部へ伸びる。指が入り口をいじり、中へ侵入した。何度も指を抜き差しされて刺激を甘受する。

「グラッド、あっ、ま、まえ、からぁ」

指を、奥まで挿れられ快感で震える。

「まえ、から、し、てぇ」

後ろからいじられるより顔をみてしたかった。

「いいですよ」

耳元で囁かれ、指を抜かれる。気持ちよくてじんわりと奥から性液が広がるのが分かる。

「んん、はぁはぁ」

グラッドに向かいあう。

互いにすっかりバスローブははだけ脱げていた。

グラッドの興奮で潤んでいる目も色気が爆発していたが、勃起した男性器に目を奪われた。

「グラッドと一つになりたい、です」

我慢出来なくて喉がなる。自ら足を上げて開き誘う。

すると、グラッドが噛みつくように激しく口づける。

そして聳り立った性器を私の中に挿れる。弄られて濡れているとはいえ初めての挿入だ。

「あっ、ぃ、いたっい」

痛みが走り、シーツを掴んだ。グラッドが魔法を使い、すぐに痛みは消えるも中を押し広げられる感覚に身体が強張る。

グラッドが心配そうにしている。

「リオ。ごめん」

「だい、丈夫。ん!」

ゆっくりグラッドが、中に入ってくるのがわかる。指とは比べものにならない熱くて大きな存在感に緊張で締まる。

「リオ、ぅ、ゆるめて」

「ご、ごめん。はぁはぁ、グラッド、大丈夫?」

時間をかけて繋がる。

「うん、大丈夫。はぁ」

奥まで挿れたグラッドは少し苦しそうにしている。

「グラッド、あ、動いていいよ?」

髪を撫でた。

「身体は、大丈夫ですか?」

不思議な感覚が私を襲う。身体は強張っていたのに気づけば、欲が勝る。もっとしたい。

「うん。いっぱいしたくて、我慢できないから」

「ふふ動きます」

グラッドが私の正直な言葉に小さく笑うと、動き始めた。

揺さぶられその度に快感が身体を走る。中を指で擦られるのとは全然違う、刺激にグラッドにしがみつく。

「ぁ!んん!あぅぅん!!ぐ、らっど、い、いぃ!あっあっ」

次第に動きが激しくなり、奥に打ちつけられる度に我慢出来なかった嬌声があがる。

口づけと同時に奥をつかれる。

「んんん!!!」

グラッドの熱が私の中に放たれる。中で私のとグラッドのが一緒になって幸せな気持ちになった。

「はぁはぁ、気持ちいい、です」

「私もです」

グラッドに口づけた。

「ミランダが十五、六の自制心なんてあってないようなものって言ってたのがようやく理解できました。」

「ふふ確かに」

「こんなにもっとってなるなんて思わなかったです」

抱きしめられグラッドの胸に顔を埋める。

「グラッド、色々な体位試してみましょう」

「あんなに緊張してたのに」

「それは関係ありません。だって色々試さないと好きな体位、苦手な体位ってわかんないじゃないですか。私の好きとグラッドの苦手な体位が同じだったら妥協案を探さないといけないですし」

「リオ。今大分恥ずかしいのかな?思考を散らさないと防音室に篭っちゃう?」

「いいから、試しましょう。グラッド」

「わかりました。では、背後から攻めてみましょうか」

欲望の赴くまま互いの身体を貪りあった。


何度果てたかわからない程求め合い意識が途切れた。

目を開けると心配そうなグラッドが私の頭を撫でていた。

「目が覚めましたか」

「あ、私気絶してた」

たしか、使ってなかった潤滑剤と興奮剤を使ったら、興奮剤が結構効果があって大変だったんだっけ。

「一度水魔法で洗い流したので大丈夫だと思いますが、違和感はありますか?」

「ううん。大丈夫。」

「目を閉じて、流石に疲れました。寝ましょう」

「うん、おやすみ」

再び目を閉じた。


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