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不運な召喚の顛末  作者:
第一章
137/605

動揺といちゃいちゃ、その後

性描写があります。苦手な方は注意。飛ばしてもあまり問題ありません。

唇を重ねる。

何度も重ねてキスだけで体がほてってきた。

もっと触れて欲しくてグラッドの服を掴む。

「グラッド」

「リオ」

呼び捨ては嬉しいけど、こういう時の呼び捨ては心臓に悪い。

「駄目ですよ、迎えもきますから」

「キスしたのはグラッドなのに」

「うーん、それではこうしましょう」

グラッドはソファの周りを魔力壁で囲む。でも、普通の魔力壁ではない。水?の中にいるようだ。

「これなら外から中が見えないので、」

触れ合えますと、耳元で囁かれる。

耳元で囁かれるのは初めてじゃないのに、ゾクっとした。

見えないと言われたけど見えているんじゃないかというドキドキ感も相まって余計に敏感になる。

頭の後ろに指を這わされ、ゾクっとしたのを

「ここが弱いところですか?」

確認され羞恥で震える。

無言で頷くと、もう一度触れられる。

「んっ!」

「可愛い声ですね、もっと聞かせて?」

背中を撫でられ、くすぐったいだけじゃなくもどかくして身を捩る。捩った時に触れたところが、気持ちよくて声がでる。

「ぁっんん」

思わず目を瞑った。

「どこに触れて欲しいですか?」

グラッドが凄く楽しそうに言う。

声が余裕そうなのがムッとしたのでちらりとみる。色気がダダ漏れになっていたので許す。

「グラッド、ここ」

スカートを捲る。羞恥でどうにかなってしまいそうだけど、ちょっとだけ座り直し、脚をソファの上に上げる。流石に足は広げられなかったけど、

「触れて欲しい」

懇願する。触ってほしくてずっとひくひくと疼いている。

「リオ」

グラッドが私に覆いかぶさる。口づけと一緒に望んだところを下着の上から指でなぞられる。

「ん!もっ、とぉ」

ねだると、指が下着の中へと入り込んできた。興奮で濡れた陰部に指が挿し込まれる。ゆっくり中を擦るように指を動かされ、刺激でさらに濡れる。

「グラッド、あっ、おっぱいもぉ」

「揉まれるの好き?」

「あ、う、す、好き」

快楽に支配され普段なら口走らないことをたくさん口にする。足をグラッドの腰に擦りつける。

自らシャツのボタンを外して広げた。

胸を揉まれ、下をいじられ

「グラッド、はぁっあっ」

更なる刺激が欲しくて名前を呼ぶ。

「仕方ないですね、」

気持ちよさそうな、でも我慢している顔にきゅんときて、奥を締めつける。

「グラッドも、気持ちよく、ん」

指を増やされた。さっきより少し激しく動かされる。

「ん、んあっあっ」

胸の先端を上手く避けて揉まれていたが、指で軽く挟まれ、それから強めに摘まれると同時に指のはいる最奥まで挿入された。

「あんっ!んんん!!」

気持ち良すぎて、目の前が白くなる。指が引き抜かれる。

その感覚にまた欲しくなる。

奥からいっぱい熱いものが溢れ出てきた。

「まだ欲しい?」

「うん、はぁ、グラッ、ドも、気持ち、よくしたい」

「わかった、」

カチャとベルトを緩める音がする。グラッドもシャツの上のボタンを外した。

グラッドの熱いものが私の下着に隠された部分に触れた。下着の上から擦り付けられる。

「ん、あっ」

胸への愛撫も再開された。私もグラッドの首筋や胸に手を触れる。そして、背に手を回す。何度も夢中になって唇を重ねる。

グラッドが動くと、強い快感が背中を走る。

「んん!!」

下と胸を同時に弄られ、揺さぶられる。すぐに高まっていく。下着の上から刺激されているとは思えないほどだ。

「リオ、ん、」

「!!ん、グラ、ッド、んんぁっぁっ」

乳首を摘まれ、気持ちいいところを刺激されて、また絶頂をむかえた。下着に熱い液体がかかる。外からも内からも濡れてべちゃべちゃになった。

グラッドも息が乱れている。

「はぁはぁ。気持ち、よかった、です」

「私もですよ」

グラッドが、乱れたシャツを整えている。

そして、私の下着に触れて、

「特化魔法を使いますね、じっとして」

水属性特化魔法を使う。

下着の中にも水が入り水流で欲望の残滓を取り除いていく。

その間に私もシャツのボタンを留めて、服を整える。

「はい、終わりました。」

「あ、ありがとうございます」

脚を閉じて、ソファの上から下ろす。

情事の後は恥ずかしさが押し寄せてきて、何を話せばいいのか分からなくなった。

「リオ、二度目ですが」

「は、恥ずかしいのは恥ずかしいです。…今回も下着を脱ぐのかと思いました。こんな方法があったとは」

グラッドが視線を逸らす。

「すみません。前回は思い至らず失礼しました」

その様子に

「グラッドも緊張でいっぱいいっぱいでした?」

尋ねるとグラッドが私を見て微笑む。

「そうですね……気持ちよさそうなリオに自分を抑えるのが大変でした。ふふ」

耳まで真っ赤ですよと揶揄われる。

グラッドが私の髪に触れて、呟く。

「こんな風に触れあえるなんて、夢みたいです。」

怒らないで聞いてくださいと言うと、グラッドはぽつりと自分の気持ちを話し始めた。

「リオを好きになった時は、すぐに駄目だリオは帰るんだからって気持ちを抑えていました。贈った手鏡も守り石のペンダントも後からジャック様に頼んで送ってもらおうと思って。」

少し言いづらそうに、言葉を切った。目を伏せたグラッドをじっとみつめる。

「リオが帰れなくなって悲しんでいるのに、私は、リオがこの世界に留まることが嬉しかった。そんな最低なことを考えている自分に気づいて貴女の側にいてはいけないんじゃないかって思うようになりました」

苦しそうに思いを吐き出す、グラッドの背に手を回す。

「でもリオが私を好きだと言ってくれた。養父上からリオとの婚約を打診された時も嬉しさと同時に自分の汚さが嫌になった。結局、リオの気持ちや状況を言い訳に貴女の婚約者になりました。でも私はあの時の自分が許せない」

「グラッド、ありがとう。」

思わず口から零れた心からの言葉。

その意味が分からず何故?と戸惑いを浮かべたグラッドに笑いかける。

「私がこの世界に残ったことを喜んでくれて嬉しいよ。本当は……迷惑なんじゃないかってよぎることもあったから」

実際厄介事は結構起きてるはずだ。今回の件もそうだ。

考えないようにしてた。

でも、

「グラッド。大好き、だよ。これからも一緒にいよう」

少なくともグラッドがそう思ってくれたことが知れて良かった。

「リオ」

グラッドに自分からキスをする。


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