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不運な召喚の顛末  作者:
第一章
127/605

自制心の補強

性描写を含みます。苦手な方は注意。とばしても問題はありません。

驚きで戸惑っていると、グラッドはそのままベッドに近づく。取り上げられた体力回復剤はテーブルに放置された。

ベッドの上に私を下ろすと、自らもベッドにあがる。

「へ?」

そのまま押し倒された。首筋に口づけられる。

「ふぇ?ちょ、ちょっと待って、グラッドさん?何してるんですか?!」

思わず言ったことのない『さんづけ』をした。

「もっとぎゅっとしないと許されないので、もっとするならここの方がいいかと」

「いやいや、流石に『アウト』、駄目ですって!」

「肌合わせの予行演習だと思って」

「そもそも肌合わせが予行演習なのに、その予行演習っておかしいでしょ!」

「混乱してるリオさんも可愛いです」

グラッドの胸を押し返しつつ諭してみる。

「落ち着いて、ほらゆっくり深呼吸しましょう」

「大分冷静ですよ」

「本当だ、心臓がバクバクしてない。って揶揄ってるんですか!?」

「揶揄っていません。自制心の補強をしているので、安心して下さいね。最後まではしませんから」

安心を辞書でひいてこいと突っ込みかけた私の口をグラッドが塞ぐ。

深く口づけられて、あっという間に息が苦しくなる。息継ぎの時に変な声が出そうになった。グラッドは私の体を服の上から撫でる。

「ふぁっ」

夜着は薄い生地のため、触れられる度にくすぐったくて身を捩る。

「鎖骨の見える服のリオさんは新鮮です」

普段はスタンドカラーの服ばかりだから、確かに見せたことがない。夜着は襟ぐりの開いたものばかりを着ている。着慣れていて意識したことがなかった。

鎖骨をなぞられ、

「うひゃ」

なんか可愛くない声がでた。でも、グラッドの気配は楽しそうなままだ。

鎖骨から胸に手が移動する。こうして胸を触られるのは初めてだ。優しくぷにぷにと揉まれる。

鼻から息が漏れる。声が出そうになるのを必死に堪えた。

啄むようなキスを胸元に落とされる。

「グ、ラッド、」

気持ちよくなってきて、腰が揺れる。

足をもじもじさせる私に気づいたグラッドが、

「膝を立てて」

声をかける。言われた通りに膝を立てると、スカートが捲れた。

グラッドが素足に触れた。太腿を撫で、

「ひゃん」

下着で隠された部分に触れる。

一緒に胸の愛撫も再開されて、より一層切なくなる。

「う、ん。ん」

「リオ、挿れますよ」

指が下着を捲り中へはいる。興奮で濡れたそこにグラッドの指がずぶずぶっと挿入された。

「んんん!あっ」

我慢出来なくて声が漏れる。思いの外高い声に自分の声なのに驚いた。

体の中に感じる初めての違和感。グラッドの指の形、太さ、長さを生々しく感じる。

緩急をつけて動かされる指を締めつける。すると、本数が増えた。

「グラッド!?え、あっ、つ」

少しの痛みに体が硬直した。でも、何故かすぐに痛みが消える。

「痛くないですか?」

「う、うん。大丈夫」

「気持ちいいですか?」

「き、気持ち、、ぃぃてす」

「もっと気持ちよくなって下さい」

さっきまでの余裕のあった声ではなく、少し色気の増した声にときめく。グラッドは愛撫していた胸に口づけた。

そして、胸の先を甘噛みされ

「んんん!」

感じた事のない刺激が全身を駆け巡る。体の奥から溢れた熱いほとばしりがグラッドの指を更に濡らした。

「グラッド、いま、の、」

中を指でゆっくり擦られ、また熱く疼き始める。

「もっと欲しい?」

「う、あの」

恥ずかしくて、両手で顔を覆う。

「ほ、ほしいです」

「良く言えました」

グラッドに翻弄されている。中を擦る指、胸を揉む手、口づける唇、触れられたところが熱い。触ったことのないところまで挿入される。

気持ちよくて、また触れて欲しくなる。

次第に高められ、胸の先端への刺激を期待して愛撫するグラッドの手に触れる。

「もう待てないようですね」

グラッドが胸に顔を埋め先端を柔く噛み、愛撫していた手でもう片方を強めに摘んだ。

「ん!!!あん!」

強い刺激に頭が真っ白になる。そして指を一気に抜かれた。気持ちよさと同時に切なさが襲う。

「やっ、ぬいちゃ、だめぇ」

「ふふふ、これ以上は私が辛いのでお預けです」

「意地悪ぅ、」

息を整えてゆっくり体を起こす。グラッドにぴったりとくっついた。

「はしたないって思いませんでしたか」

「可愛らしいの間違いでは?」

「でも、あんなに、ぐちゃぐちゃにして」

小声でびしょびしょの下着の中のことを尋ねる。

「私のことを性的に意識してくれている証拠ですから、嬉しかったですよ?」

「うぅ、グラッドが慣れすぎてて嫉妬します」

私以外にも、経験があるんだろうなぁと思いそう零すと、

「慣れすぎて?えっと、誤解があるようなので、言っておきますが、こういうことをしたのはリオさんが初めてですよ?」

初体験の申告をされた。

「!?絶対嘘です!初めてであんなに上手く出来ませんって」

自制心とか優しい愛撫とか、好きな人の痴態を前にしたら私ならもっとがっついてしまいそうだ。

「教育課程で習う事を実践したのですが、上手くいきすぎたってことですか」

教育課程で習う?性交渉の仕方を?クラリスは知らない、あ、違う消えてるのか!?

「そうなんですね、クラリス様の記憶から性教育の内容が消えてるので早合点しました。すみません」

「誤解が解けて何よりです。リオさん下着を脱いで渡して下さい。綺麗にしましょう」

「へ?」

「水属性特化魔法の中には、洗浄の魔法もありますので私で良ければ綺麗にしますよ?それならミランダにバレないかなと思いまして」

「あんなことしておいて、何なんですけど。恥ずかしい、です」

照れに照れて、おずおずと下着を脱ぎ差し出す。

「クラリスの記憶がないと言ってましたが、五歳以前以外にも消えてる箇所があるんですね?」

グラッドは私の下着に魔法をかけながら、尋ねる。

「はい、性教育の知識は皆無です。肌合わせも今日初めて知りました。あ、ありがとうございます」

あっという間に下着が返ってきた。

「うぅ、恥ずかしい。」

下着をいそいそと履く。

「じゃあ寝ましょうか」

「??」

グラッドに抱き締められ、ベッドに倒される。

「ミランダにバレないように下着綺麗にしたんじゃないんですか?!」

「何もしてませんよと言えますから。まぁ、寝ましょう」

グラッドが私の髪を梳く。気持ちよくて、うとうとする。

グラッドの匂いに落ち着くなぁと思いながら眠りについた。



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