レアクエスト 4
ヤバイ!リスクも無しにあんな強力な技が撃てるわけないよね!
今、俺のHPは1割を切っている。これ、相手の攻撃が当たったら即死だぁ。なんてこった!てか今気付いたんだけど右腕骨折のバッドステータスがついてる...。
通りで動かしにくい訳だ。リアルの左腕よりは動くしまぁいいか!まぁ失敗は成功の元って言うしな!
次回に活かせばいい。でもこれ確実に負けるよなー。
「頑張ってお兄ちゃん!」
よし!頑張るぞぉ!!
「取り敢えずやれる所までやってやるぜ!うおおおおおー。」
◇◆◇◆◇
.........。
はい。普通に負けました。解せぬ。
負けた理由は普通に凡ミス。
バックステップで攻撃避けようとしたらタックルを相手がして来て避けきれず敢無く敗北。無念。
それに言い訳を言わせてもらうとお爺さんが攻撃方法の一つでタックルなんて方法使うなんて思わなかったんだよなー。
まぁ勝手な想像で突進系の攻撃なんてしてこないなんて思ってた俺のミスだな。これは反省しないとな。
結構頑張ったんだけどなー。
まぁ仕方ないか。
「ふむ。闘気は使いこなせておる。格闘スキルも常人離れしておる。ならば...。」
「さて、マリン。クエスト完了ってもう出てるから街に戻るか?」
「え?イベント最後まで見ないの?なんかスキルとか称号くれそうな雰囲気だけど?折角だから最後まで観ようよ。ね?お兄ちゃん。」
「うーん。わかったよ。」
「そう来なくっちゃ!お兄ちゃん。」
「さて、いきなり模擬戦などを挑んでしまって申し訳なかったのう。折角じゃしお主は闘気を使いこなせているのだから次のスキルを伝授しよう。」
【スキル・仙気 を習得しました】
おお!ほんとに手に入った。びっくりだ。
「さて、貰うものは貰ったし街に戻ろうか。一旦ログアウトしたい。」
「わかったよお兄ちゃん。じゃあ一緒に戻ろうか。」
ゲームの世界にずっと居るのもいいけどリアルは疎かにできないからな。
俺達がいなくなった後で誰かが呟く。
「あの少年。最後わざと負けおったな。...何故じゃ?」
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