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ゲームを始めたきっかけ

よろしくお願いします。

学校から妹達と家に帰る途中の交差点でトラックに轢かれそうになっている女の子を庇って一緒にトラックに轢かれた。


「あ、兄貴(あにき)ぃ!?」


「お兄ちゃん⁉︎」


「兄さん!!」


「先輩!?何してるんですかっ!!」



バァァァァン!!





弾き飛ばされた体を空中で捻り女の子が極力怪我をしないように対処する。


うーん。…結構痛いな。


「あ、あのっ!!助けていただきありがとうございます!えっと、そのぉ、おにいさんの方は大丈夫ですか?」


たどたどしくお礼の言葉と此方の心配をしてくれている様だ。まぁ、だけどその返答は………


「今の所は命の危険は感じてないかな?後は、身体の左半分が動かないくらいかな?」


彼女を心配させない様に優しくいまの現状を伝えてみる。


「え?……きゅ、……救急車呼ばなきゃ!?」


……どうやら俺の作戦は失敗した様だ。









…と、まぁそんな訳で現在、俺は家から割と近い病院にいる訳ですが左腕と左足が複雑骨折してるらしく痛みを我慢しないと動かない。


普通なら死んでるって担当医に言われた。

それと、元気なのが異常とか、どうして生きてるの?とか、割と酷い事も言われたし、どうやら俺は運が良いようだ。


やっと爺ちゃんに2ヵ月間だけ本気で武道を教わった経験が生きたようだ。まぁ女の子庇ってたし衝撃をいなし切れなかったけどな。


一応時間は掛かるが治るらしいので暇な間にゲームをすることにした。

ゲームのタイトルは、【ワールドファンタジーオンライン】って名前のファンタジー系のゲームらしい。自由掲げたゲームだそうだ。更にこのゲームだけでしか出来ないオリジナル要素もあるようだ。


ちなみにフルダイブ型のVRMMOだ。しかも時間が約2倍に引き伸ばされてるらしい。つまり現実の1日がゲームの中では2日ってことだな。科学って凄い。


ゲームを始める前に長めのキャラメイキングしなきゃいけないらしいが動画広告見るにすごい面白そうだったのでめんどくさいがきちんとやろうと思う。


ちなみに妹達に勧められてやろうと思ったので、妹達は既に結構前から始めているそうだ。なので俺もチャチャッとゲームを始めようと思う。



さぁゲームを始めよう!



......おっと。その前にキャラメイキングしなきゃな。

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