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日出処の私から日没する処のあなたへ

カーテンの隙間から毀れる光の筋


部屋の中に響き渡るビバルディーの四季


徐に起き上がる私に部屋の隅にあるあなたの写真がおはようと言う


あなたはいつも儀式のように朝を紡いでいたわね


いつも同じ音楽で、一杯の珈琲を作って香りを楽しんでいたわね


いつの間にか私も同じことをしていた


あなたの儀式を忠実に真似をしていた


今は遠くへ旅立ってしまったあなた


私を暗闇の底から救い出してくれたあなた


まだ未来のことなんて考えられないけれど


少しずつ今を歩みだしています


いつかまたあなたの影に出会えるかもしれないから






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