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浪人生、ダンジョンと歩む  作者: 荒木空
第1部~自室のダンジョン~
20/68

肉のあれこれ


 今回はかなり短いです。




 「母さん!第2階層クリアした!だから今日は、この肉で美味しいの作って!」


 帰って早々、母さんに肉を渡して第2階層をクリアした事を報告する。


 「あら、第2階層っていうのは肉なのね」


 母さんに言われてハッとする。そういえば今までの肉は渡してなかった。


 うぇ……絶対腐ってるよ……。

 渡してなかった肉はあとでダンジョンに捨てておこう。


 「そうみたい。倒し方変えたらそれが出て来た。だからそれで晩御飯よろしく。俺は風呂入って来る」


 「いってらっしゃい」


 そのままシャワーを済ませて、時間は経ち、晩御飯。


 「なんか今日は、やけに食事が豪華だな」


 「だね。お母さん、何かあった?」


 「孝則がダンジョンの第2階層?を攻略したみたいでね。そのお祝いをしろって、肉を渡してきたのよ」


 「何?!孝則!2階層は肉なのか!?」


 「お兄ちゃん、それ本当!?」


 肉と聞いて肉好き2人が反応した。

 俺は満面の笑みでサムズアップして返す。


 すると父さん達は「俺も早く2階層に……」「早く2階層に行って肉取る」なんて言って、何やらオーラを放ってるように見えるほどの迫力を出してる。


 ホント肉になると人格変わるな、この2人。


 「はいはい。新しい肉より今有る肉!

 じゃあ食べるわよ?いただきます」


 「「「いただきます」」」


 早速肉を口に一口入れる。

 その瞬間舌を通して全身に電流が走った。電流は体を一周して脳へと戻って来ると、今度は口の中に大量の涎を生成する。


 なんだこれ。美味すぎだろ…。


 周りを見る。

 父さんと瑠璃は無我夢中で食べていて、どうやら俺が見ていることに気が付いた様子は無い。母さんは母さんでうっとりしながら味を噛み締めてる。


 この肉は本当に美味い。これまで食べたどの肉よりもだ。


 その日から俺ん家でしばらく肉ブームが続いた。




 以上、忘れ去られた肉達の会でした。



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