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冒険者でない世界 三

レンは悩んでいた。

ダークエルフの彼に頼めば、魔術を見せてもらえるかもしれない。

しかし、何と頼む?

旅の者が魔術を見せて欲しいと頼んだら、不審ではないか。

ただ見たいから?

興味があるから?

それも失礼な話だ。

彼らは毎日、命がけで戦っている。

その手段である魔術をそんな理由で見たがるなど、あまりにも礼を欠く事だ。

特に彼は魔物との戦いでも必要の無い限り使わないと言う姿勢だった。

それは本当に必要となる事態に備えているからに他ならない。

それだけ、慎重なのだ。

とても頼めない。

やはり時を待つ事が一番望ましいか。


しかし、気は逸ってしまう。

遅れればそれだけ、ユニア達が危険かもしれない。

あの手の主から逃げおおせて隠れる事が出来たとして、どれだけ見つからずにいられるだろう。

そう考えれば考えただけ、逸る。

焦燥感に追い立てられる。

早く行けと、心が急く。


「焦るな。

ユニアとレミレラウラを信じろ。

あの二人は、決して弱くない。

必ず持たせてくれる、必ず逃れてくれる。

俺の伴侶とお前の伴侶が組んでいるのだ。

案外、既にこちらに向かっているかもしれんぞ?」


希望的観測に過ぎないが、しかし二人ならば。

そう思わせてくれる二人でもあった。


(大丈夫、大丈夫だ。

二人なら必ず逃れてくれてる。

焦らず力を付けて行こう。

私達から三人を奪った、あの手の主を倒すために。)


それは達成しなければならない目標だ。

でなければ、平穏は訪れない。

そのためには、一つずつ確実に行く事が重要なのだ。




「レン、町を見てるんだってな?」


女給の一人が、外出しようとしたレンを呼び止めた。

複雑な表情を浮かべ、目はレンを見ていない。


「ええ、そうです。」

「町の北東には行くな。」


穏やかでない様子で、彼女は言う。


「何か、あるんですか?」

「見ても面白くない、どうにもならない。

そんな施設があるんだ。

だからわざわざ、見に行く事も無いさ。」


自分達にはどうにも出来ない、無念そうに呟いて仕事に戻る。

そう言われてしまうと見たくなるのは冒険者の性だろうか。

ちょうど行こうと思っていた方向だった事もあり、彼女には行かないと言ったが、足は向いてしまった。




幾つかの路地を通り抜ける。

そちらへ近付くに従い人通りも少なくなり、静かになって行く。

そうして見えて来たのは、大きな建物だった。


「レンちゃん。」


声に振り返れば、エルフの女性とダークエルフの男性がいた。

今日は、もう一人はいないらしい。


「そっちは見て楽しいものは無いけど、見る?」

「大きな建物ですね。

あれはなんですか?」

「墓標、みたいなものかな。

まだ死んでは、いないんだけどね。」

「墓標?」


二人は女給と同じように、表情を曇らせた。

そこに何があるのか。

レンは益々気になってしまう。

墓標、と言った。

しかし死んではいない。

どういう事なのだろうか。


「では、私達に付き合ってもらいますか。」

「そうだね。

レンちゃん一人で行くよりは、良いかも。」


事情は皆目見当もつかないが、二人と共に向かった方が良いと言う事であるならば、断る理由も無い。

二人に案内されるまま、レンはその建物へと入って行った。


建物は三階建てで、各階層にはたくさんの部屋がある。

レンの知る建物の中では、兵舎に近かった。

建物の外には兵が訓練出来そうな広場があったし、部屋の並び方も極めて簡潔だ。

兵達が食事するためのような大部屋もある。

部屋の一つ一つには寝台が幾つも並んでおり、エルフやダークエルフ達が何人も寝かされていた。

皆目を閉じており、起きている者は一人もいない。

彼らの看病でもするように、幾人かの人々が働いている。

首筋や手首で血流を、胸に触れて鼓動を確かめ、次の人物へ。

仕事の内容上、女性ばかりであるようだ。


「何をされてこうなっているのかはわからないのだけど、眠ったまま起きないのよ。

もう、何年も。」

「この町の人々が善意で、ここを提供してくれました。

その上世話まで。

私と彼女は、その恩に報いるべく衛兵を勤めているのです。」


彼らを見た瞬間、心臓が跳ねた。

そして声が低く漏れ出る。


「レン、近付いて見てくれ。」

「メスティファラスさん?」


人のいるところで声を上げるなど彼らしくない行動だったが、レンは言葉に従って近付き、見る。

表情からは何も読み取れない。

安らかでもなく、苦悶に歪んでもいない。

ただ、無表情。


「レンちゃん、今の声は?」

「私の中にはもう一人いるんです。」


仕方なく、話す。

しかし抽象的過ぎて理解されない。

ただ、レンの様子から今は聞くべきでないと悟った二人はそれ以上は聞かなかった。


「レン。

これはもしかしたら、魂を奪われているのかもしれん。」

「魂を!

では、助からないんですか!」

「エルフの女。

彼らが倒れて、正確には何年経っている?」


突然声をかけられ動転するが、何とか思い出す。


「確かあの子が十五の年だったから・・・九年かな?」

「それで合っています。

あの時私は、百十一でしたから。」


ダークエルフが長生きだと明らかになったが、それは思考の片隅に追いやり、メスティファラスは苦々しく口にする。


「ぎりぎりだな。

幸い俺達の世界よりは強い魂を持っているはずだ。

上手くすれば間に合うかもしれん。」

「た、助かるの?」

「確約出来んな。

ダークエルフ。

レンに術を見せろ。

全てはそれからだ。

魂を持ち去った者がまだこの世界にいるならば、取り戻す事も不可能ではない。」

「よくわかりませんが、術を見せれば良いのですね?

では、安全な治癒の術を。」


杖を左手に持ち、ダークエルフは魔力を内から引き出す。

杖によって引き出された魔力はその中に留まったが、右の人差し指を触れさせるとそこに移った。

その赤の光をもって、彼は空中に文字を書く。

それが術となって、レンにもたらされた。

身体が術を受けて淡く光る。


「言葉、でしたね。」

「言葉だったな。」

「文字ですか!」

「捻りを入れてくるな・・・。」


理を見、二人は理解した。

要素を文字として魔力で書く事により、この世界では魔術が行われるのだった。


「ともかく、レン。

これだけの数を取り込んだのだ。

一際大きな力が存在しているはず。

探ってくれ。」

「はい。」


レンは指先に魔力を集め、青白い輝きを放つ。

その輝きで、次々に文字を書いた。

現在、魔力感知に使っている要素は九つ。

魔力、空間、感覚、知覚、高精度、隠蔽、自己、消去耐性、継続消費となる。

それをエルフとダークエルフは唖然として凝視した。


「こ、九つもですか!

それも、存在が確認されていない魔術文字まで!」

「嘘でしょ・・・!」


文字が輝きを放ち、魔術が行使された。

レンの感覚が世界を知覚する。

それを見つけるのに要した時間は、僅かに三秒。


「いました。

西へ向かった先の森、その最深部ですね。」

「さすが、見事だ。

俺も確認させてもらった。

奴で間違い無いだろう。」


何を確認したと言うのか。

二人には理解が追い付かない。

しかし西の森には心当たりがあった。


「そこはまさか!」

「私達の森・・・!

あの野郎、また戻って来ていたのね!」


エルフは激昂して走り出すが、ダークエルフが素早く掴んで止めた。

怒気を孕んだ目で睨まれるが、彼は怯まず静かにたしなめる。


「あなた一人でどうするのです。

同胞達が種族の対立すら忘れて立ち向かったのに、全滅したのですよ。

忘れたのですか。」

「覚えてるわよ!

あの時の無念、必ず晴らしてやる!」

「無論です。

それにはしっかりと、準備しなくては。

万全に、確実に、仇を討つのです!」


ダークエルフの目にも、炎が宿っていた。

復讐、そして救出。

二つを果たす絶好の機会を得た。

失敗は許されない、その目が訴えている。


「燃えているところを済まんのだがな。

あれの相手はレンでなければ無理だ。」


そんな二人に、メスティファラスは水を差す。


「何でよ!」

「あれは私達の仇、他の誰にも譲れません。」

「奴は、俺を胸に宿すレンにしか倒せん。

他の者では魂を徒に食われるだけだ。

他の者では抵抗出来んのだ。

レンは一度、あれの同族を葬っている。

必ず倒す。

必ず仇を討つだろう。」

「やっぱりあれは、眷属なのですか?」

「そうだ、レン。

お前の世界で封じられていた、邪神と同様の者だ。

充分に育った命を収穫すべく、動き出したのだろう。」


ムラサキの話によれば、神の使いとも言える眷属の者。

それが魂を食らったのだ。

しかしそれなら、疑問が残る。

ここに眠っている人々は、何故死んでいないのか。


「それは単純に、邪神よりも力が無いのだ。

力が弱いから、全てを綺麗に食う事が出来なかった。

レンの感知によれば、まだ魂の残滓が残されている。

奴を殺し、魂を解放すれば、その残滓を求めて魂の方から帰って来よう。

そうすれば目も覚める。

だがそれも、早ければ早い程良い。

魂が完全に取り込まれたら、失われてしまうからな。」


だからこそ、レンが行く必要があった。


「俺達の世界・・・昔の八石だが、そこにも眷属が現れた。

当然倒したが、囚われた魂はおよそ十年で完全に取り込まれ、失われてしまった。

時間など無いと考えておくべきだ。

だからな、レン。

手を出すなら急げ。」

「わかりました!

お二人共、その手で仇討ち出来ない無念は察します。

ですが、任せてもらえませんか?」


その胸の内は、表情から知れた。

強大過ぎる相手を前に、どうにもならない事はわかっているのだ。

けれど、どうにかしたかった。

その気持ちは察するにあまりある。


「でも、レンちゃん!

あなただって危ないんじゃないの?」

「私はこれが二度目。

それに前回よりも力が劣るのなら、負ける要素がありませんから!」

「それがまず信じられないのですが・・・。」


ダークエルフの気持ちも当然のものだった。

エルフとダークエルフは人間より遥かに長く生きる。

ただでさえ彼らにとって人間の命は短い。

だと言うのにレンの姿は幼いのだ。

十数年しか生きていないように見えている。

胸に宿る存在が強いのだとも考えたが、彼はレンならば倒せると言うのだ。

自分なら、自分達ならとは言っていない。

自分を胸に宿すレンなら、とは言っているが、まるで自身が付属しているに過ぎない物であるかのような言い方だ。

あくまでも、倒すのはレンである。

そう言っているのだ。


「レンは、それ程までに強いのですか?

先程の術は確かに見事でしたが・・・。

強力な術を知っているだけでは、とても倒せないのでは?」

「あれを組み上げたのは、レン自身だ。

教わったのでも見つけたのでもなく、自らが作った。

それでレンがどれ程の存在かわかるだろう。」


術を作れる。

それはこの世界でも同様に、あり得ない事だった。

要素の存在は四国の者よりは把握している。

しかし、それを組み合わせられる数に限りがあった。

単純に制御出来ない、魔力が足りない、そんな理由だった。

制御の観点から、要素五つが限界と言われている。

そして魔力の観点からは、上級要素は一つ、中級要素は二つ。

それが限界だった。

自ずと出来る魔術に限界がある。

そしてそれは、太古の昔に全て突き止められた。

つまり、彼らは自分達が使える魔術が全てであると考えていた。

実際使える限界があるのだからその通りなのだが、作れると言う事実は遥か昔に失われたのだ。

或いは、秘匿されたのだ。

だからレンと言う存在は魔術の秘奥に当たる。

そしてだからこそ胸に宿る存在がレンを信頼し、頼みにするのだと理解出来た。


「そういう事ですか・・・。

理解しました。

お願いしても構わないのですか?」

「もちろんです!」

「ありがとう・・・。

どうか彼らを、私達の同胞を助けて下さい!」


レンは笑顔で引き受けた。




森の奥。

巨大な大木の麓に、その巨人は座っていた。

毛髪の無い筋骨隆々な肉体を惜しげも無くさらしている。


「彼らは、基本的に裸ですか?」

「・・・着ている者が少なかったのは確かだ。

奴らにとっては意味が無く、面倒なのだろう。」


そうは言っても、見せられるこちらはうんざりしてしまう。

邪神は、大きさを合わせた後は着てくれた。

大きな体躯に合う服を作り出すのが骨なのだろうか?

局部を持たない事が救いであった。


「ほう。

我が力を退けるか。」


邪神と同じに、魔力を当てたのだろう。

しかしレンには効かない。

抵抗が容易い。


「あなたに恨みを持つ者ではありませんが、この世界の命を守るためです。

ここで、倒れていただきます!」


魔力の光放つ指を走らせ、レンは剣を作り出す。

さらに文字を書き、その刃に力を乗せた。


「魔術師、か。

見たところ人間のようだが、神を相手にどれだけ持つかな?」


その言葉を嘲笑う、低い声が響く。

レンの胸に宿る、メスティファラスだ。


「眷属風情が神を名乗るとは。

お前らはいつでも、何処ででも増長するな。

滑稽が過ぎるぞ。」


真実を知る者。

それが目の前に、人の姿で現れた。

その事実が眷属に警鐘を鳴らす。


「まさか、悪魔か!

ならば本気を出さねばなるまい!」

「戦うのは、私なんですけどね・・・。」


つい苦笑いとなってしまう。


「人間の中に宿るか。

不可解な事をするものだ。

だが、人間如き矮小な存在に何が出来る!

その小さな魂で!」

「では、行きましょうか。」


レンは消えた。

しかし次の瞬間には、眷属は後ろからの斬撃により幾つもの傷を負った。


「転移か!

小手先の技を・・・!」


その声には答えず、距離を取った眷属に向かって魔槍の閃光を浴びせる。

その数、四千。

絶叫が響く。

真下から立ち上る輝く光と化した槍は眷属を容易く貫き、ひと塊となって天を穿つ。

その光に運ばれて、眷属も空へと飛ばされた。


「まだ終わりませんよ。」


声が聞こえた。

直後、爆発が巻き起こる。

四方八方を囲んでの、無数の爆発。

逃れる事は出来ない。

幾度も響いた音が止み、その中心から何かが落下するも、途中で止められ浮いた。

最早人型を保っていない。

ただの、塊だった。


「こんな最期で本当にごめんなさい。

残酷ですが、これで終わりにしますので・・・。」


剣を縦にひと振り。

塊は二つに裂かれ、その存在を維持出来なくなって風に消えた。

そしてそこからは無数の魂達が溢れ出し、メスティファラスの言った通りに帰って行く。

中には、帰れない魂もあった。

しかし彼らも、新たな生を得るべくこの世を去った。

食われた末の消滅ではなく、生まれ変わるための輪廻。

その輪に、戻って行った。


「圧倒的であったな。」

「惨い事をしてしまいました・・・。」

「気にし過ぎだろう。

命を命と思えない増長した輩には、妥当な結末だ。

お前は今、数多の命と魂を救ったのだ。

その結果を喜べ。」


救えた事は単純に嬉しかった。

しかし戦いにすらならなかった。

眷属は、ただの一撃すらも許されなかったのだ。

それがあまりにも惨く思えて、レンの胸に痛みをもたらす。

かと言って油断して、手を抜く事が正しいとは思えない。

痛みを忘れず進む。

レンは自分にそう課して、町へと戻った。




眠り続けていたエルフ達、ダークエルフ達が、次々に目を覚ましていた。

西の森で突如噴き上がった閃光と直後の爆発。

その輝きは、町からも見えていた。

そして彼らが目を覚ました。

無関係のはずがなかった。

彼らの内の何人もが、夢のようなものに愛らしい少女の姿を見たと言う。

物憂げな表情から微笑みを見せ、自分達を見送った姿を覚えていると話す。


衛兵を勤める二人にはそれが誰の事であるかは歴然だったが、本人が望まなかったので黙っている事にした。


「わかった、誰にも言わない。」

「あのような魔術、誰に話したところで信用されませんがね。

あれは何処かの女神様によるものだった。

そんな噂が既に流れています。

それで、良いのかもしれません。」




大半のエルフとダークエルフは森へと帰り、幾人かが残った。

町を守る衛兵として働き、恩を返そうと考えたのだ。

そして森へ帰った者達も森の恵みを分ける事で恩へと報いる事とした。

こうして人の町とエルフ、ダークエルフの森との間に友好な協力関係が結ばれた。


彼らが眠っていた建物は、本来の役目である兵舎へと戻った。

宿や詰め所などで何とか暮らしていた衛兵達が、やっと自分達の住処へと帰る。

ところが中央の通りから離れているからか、戻ろうとしない者が何人か出ていた。

彼らは、酒場から遠いと言って宿に泊まる事を選んでしまう。

宿の主人達にとってみれば客が多少なりとも残って助かったと言える。

そんな風に、レンの目から見たら冒険者そのものの生活を送る衛兵もいた。

大剣の衛兵もそんな人物で、酒場に来た時は遅くまで残って近くの宿に泊まるなどする。

姉御肌の女給が彼に対しては甲斐甲斐しく肩を貸して送ったりしていて、それが微笑ましかった。


そうして三日程が過ぎ、レンはいよいよ旅立つ事にした。


「ありがとうございました。

これでまた、旅が続けられます。」

「行くのか。

・・・気をつけてな。」

「また来いよ。

そんで、一緒に仕事しようぜ。」

「その時はまた女給?

レンちゃん、人気者だし。」


主人と握手を交わし、二人の女給には代わるがわる抱き締められ、顔を赤くしながら手を振って別れた。

ユニア達と合流出来たら、また来るのも良いかもしれない。

そう思う程度に、レンはこの町が気に入っていた。


「良い町でしたね。」

「うむ。

助けられて良かったな。」

「はい!」


レンは町を離れた。

稼いだ金は、食料と水に使った。

蓄えが増えたので、まだまだ困らずに済みそうだった。

湯も使えてさっぱりしており、剣の手入れも終えた。

装備は万端、いつでも行ける状態にある。

街道を外れて、草原へ。

さらに森の中へと分け入って行く。


「この辺りで良いでしょう。」

「では、ずれるぞ。」


そしてまた、レン達は次の階層へと進む。

狭間に入り、心臓が止まり、意識を失って異界に放り出された。


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