第一話 平さん少し不思議なアパートに入居する、そして見知らぬ少女
初めまして!処女作のらこうです!
ずっと小説を書いてみたくてはじめました
結構短いかも笑
結構なかめさん更新な予定ですので気長に~
あるアパートの1室の玄関の前で 平 弘季は実家から持ってきた、新生活に必要な物を纏めた風呂敷を余りの衝撃に落としてしまった
「ウソだろ?」
弘季は新生活を本当に心待ちにしていた、それはもう大嫌いな自分の育ての親と姉と妹から逃げれると思ったからだ、これこら自分は誰の顔色も伺うことなく、実家の埃っぽい場所と違い 健やかに過ごせるのだと、健康に過ごせるのだと、キレイな場所でキレイに過ごせるのだと
しかし、それは余りにも目先の光景からは想像していた新生活とは欠けはなれていた。
「ホントかよ」
目先には玄関に転がるごみ袋、ごみ袋。玄関の先にあるリビングにもまだまだゴミが積まれている
『前の部屋を借りた人は出払う時にその前に部屋を借りた人がキレイにするなり、お金を払って部屋を片付けることはしなかったのか?』
あり得ないと、弘季は考える、不動産屋さんにもちゃんと清掃が行き届いていて、日当たりが良いと紹介されたからここに住むことにしたのだ、これは一つ文句を言わないと気が収まらない、そこで彼は気付く、自分は不動産屋の電話番号を覚えていないことに、弘季はクソ、騙された と思っているが実際は弘季が聞いていなかっただけである。もう仕方ないのだ、もう一回引っ越しする気力も金も弘季には残っていない、実家に戻ろうにもまたあの家族といるとなると気が滅入る
弘季に残された選択肢はこのゴミを一刻も早く片付けて平穏を取り戻すことである。
「よし、仕方ないやるか……いやだなぁ~」
弘季は基本的にめんどくさがりやである、今まで大抵のことを無視…甘やかされてきた弘季はなにかを全力で取り組んだことはない、弘季はゲームや勉強、スポーツは最初は人並み以上出きるが、徐々に実力は抜かれていくため、なにかを頑張っても結局は負けると決めつけてしまっているのだ
「うげー きたね~ こんなんいつになったら終わるんだよ~ ふざけんなよ~」
弘季はぐちぐち文句を良いながらも手際よくゴミのアルプス山脈を片付けていく、その片付けているときの顔はどことなく楽しそうにも見える、
ガタッ!!
そして、アルプス山脈の奥にある、ヒマラヤ山脈の中からゴミが崩れ落ちる音がした
「ハッ! 誰だ!そこにいるのは! 不法侵入だぞ!」チュー
ゴミの中から出てきたのはネズミだった、弘季は心配が杞憂だったことに胸を撫で下ろした、ネズミがいたことは気持ち悪かったが、それでも幽霊か何かよりかはよっぽどよかった、弘季はビビりも持ち合わせているのである、こんなダメ人間に見える弘季にもプラスの面がある。それは顔が整っていることだ、長いまつ毛に黒い眼球に二重のシュっとしている目に鼻筋はキリッと通っている、クールな印象を与えるが決して相手を怖がらせる顔ではない、彼はこの顔で数多のピンチを乗りきってきた、漫画で言うところの相棒である、そしてもう一つがある程度の頭の良さだ、彼は歴史などは好きだ、過去の出来事は決まっている、ちゃんとその出来事や人物をリスペクトし、理解しようとすれば、自然と単語なども覚えることが出来る、もちろん天才や努力をした秀才には負けるが、同じ条件下での頭の回転速度はとても速い、ちゃんと努力すれば秀才をも越えるかもしれないが彼はめんどくさがりやなので、結局勉強しても負けると考えてしまっている。これらが彼の唯一のプラスの面であろう、他はある程度の人並みか人並み以下である。そんな弘季がゴミの処理を再開しようとして、した見た瞬間
「ばぁ!!」
弘季は驚きすぎて腰を抜かしてしまった、そこにいたのはボロボロの洋服に大事なところはちゃんと守れているが際どい格好をした小学生くらいの少女がいた、彼女は弘季の前に現れたことに、若干の不安と人の良さそうな笑みを浮かべている、これがロリコンのキモオヤジなら、R18展開だろうが、弘季にはそんな趣味はない、ただ驚かされた驚きはあるも、この子にはただならぬ事情があると直感した
「君は?誰だい?」
そんな直球な質問に少女は動揺するも、少しつらそうな表情を見せる
「無理に話さなくていいよ」
人の良い笑顔を浮かべるのは弘季の数少ない特技である、そんな弘季に一瞬安心そうな表情を浮かべるがすぐに笑顔を浮かべなおすとただ一言
「私をここに住まわせてください!」
そう言って彼女は頭を下げた、彼女は小さくうずくまるように頭を下げたそれはまるで土下座しているようで、弘季は気分が悪くなり辞めさせた、弘季は考える自分はこの子をどうしたいのだろうと、まず目の前の子は自分にここに住まわせて欲しいと頭を下げている。つまり、ここに彼女は住んでいたのだろうと、服がボロボロなことから親は何日も帰っておらず、このゴミの中から食料になるものを食べていたのだろうか?様々なことが彼女から推測出来た、まとめると彼女はまだ小学生程度であり、近くにランドセルがあることから最近まで小学校に通っていたのだろう、親はおらず、逃げたか、子供をほっぽりだして遊んでいるのか、いずれにしても許されない、彼女がこんな家に住まわせ続けて欲しいと頼んでいると言うことは頼れる人が周りにいないのだろう。そこまでしか確定していなかったが、弘季は一つの結論を出した。
「君さ、僕と一緒にこのゴミを片付ける手伝いをしてくれない?今日は一緒のところで寝ていいから」
弘季は思った、このまま出ていかせたとして、彼女にどんなことがあったのか知りたくないと言えばウソになる、そして手伝ってもらえれば早く終わるし、この部屋の主は自分なのだから、警察に後日にでも保護してもらえればいいと考えた、結構冷たいと言えば冷たい対応だと自分で思うが、実際に目の当たりにするとこれくらいしか出来ないものなのだと知った。普通に考えれば小学生の幼女を働かせた上、一緒に寝ようとなど言っているのだから小学生でも危ないと判るだろう、しかし、彼女は希望を見いだしたかのように力強く頷いて片付けを始めた。
彼のプラス面、顔の良さが働いた時であった
小さなアパートの一室での出来事は弘季にとって前途多難な日々を想像させるには充分な出来事であった
どうだったでしょうか?処女作にしては頑張ったほうだと思いますよね?!……けど、間違っている所があるなら教えてください!(お願いします)
セリフって書くのこんなに難しいんだ、マジで長い小説書ける人って尊敬します!
あと満足行く小説のボリューム書くための字数ヤバすぎだろ!心折れそう…