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小さな勇者

作者: ヤギーマン

私には好きな人がいる。


落ち着いた子で自分とは正反対だった。


でも、自分でもよく分からないが好きになっていた。


大人になったら告白しようと決めていた。


そんなある日私が勇者である事が分かった。


大人達は大喜びだったが、


私は心がギュッとなった。


私は大人に気ずかれないよう心の中で念じた


「鑑定」


私は涙を耐えて家に帰った。


(彼とお別れしないといけない)


大粒の涙を流しながら、


小さな勇者は旅立った。


一人の小さな魔王を置いて。



















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