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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約2ヶ月以上の間、更新されていません。

彼女の∞と私の零と

作者:イニシ
※本作は「カクヨム」でも同じタイトルで掲載中です。 内容は同一ですので、どちらかでお楽しみください。

―瑠る璃とヴェルシー、ふたりでひとつの世界へ―

目的のない少女・瑠る璃(るるり)と、
目指す形すらわからない少女・ヴェルシー。
ふたりは“家出”をきっかけに、
世界を動かす歯車《アンクリズ》を、元いた世界に見出した。

魔法が何千年も文化として根づいた帝都では、
人々は200歳を超える寿命を持ち、
生命の女神の祝福によって、
寿命以外では死ぬこともなく、病からも守られていた。

そんな世界で――
瑠る璃は、それを拒むでもなく、従うでもなく、
ただ「見て」「感じて」「自分の中に取り込む」ことで、
目まぐるしく変わる世界を、自分のものとして受け入れていく。
それが、誰にも真似できない、彼女だけのやり方。

一方のヴェルシーは、
マナを操る“休眠中の魔法王”との接触を経て、
世界の深部に隠された、“本当の魔法”の姿を求めはじめる。
その鍵となるのが、《アンクリズ》と呼ばれるいくつもの止まった歯車。
世界を再び動かすため、ヴェルシーはそれらを探し歩く。

世界のまわりには、“植物種”と呼ばれる存在が広がっている。
見た目は“普通の植物”――けれど人間よりずっと強く、
ただ、じわじわと、自分たちの場所を広げていくだけ。

この世界では、命は何度も使い直すことができる。
だからこそ――植物種の圧に、ようやく“耐えられている”にすぎない。

そんな世界で、
変わっていくことを前向きに“吸収していく”少女と、
行き着く先の見えない場所を探そうとする、もうひとりの少女による――
ゆるやかで、少しだけ非対称な、でも確かに対等な物語。

「強くならなきゃ」と思ったことはない。
けれど、知らない世界のなかで――気づけば、少しずつ強くなっている。

彼女の∞《むげん》と、私の零《ゼロ》が交わるとき、
世界はひとつ、またひとつ、変わっていく。
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
序章:誕生日
第一章:少女二人
第二章:侵蝕遷移
魔法生物キュー
2025/05/16 21:00
第三章:魔法王ジ
第四章:触燃リン界
第五章:生命の女神リレアス
第六章:遷進世界
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エピソード 1 ~ 100 を表示中
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