表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

【1分小説】出来た彼女

作者: 微昼夢

今、僕の隣にはとても可愛い彼女がいる。

優しくて、愛嬌があって、僕を全肯定してくれる、僕には似つかわしくない彼女だ。

すれ違う人間全員が、振り返って彼女を見る。それがたまらなく嬉しい。

腕を組み、息荒く街を歩く。信号待ちの時間ですら愛おしい。

「ねぇ、次はどこに連れていってくれるの?」

首を傾げて彼女が聞いてきた。

「き、君の行きたい所、どこでもさ。どこに行きたい?」

彼女は少し考え、苦笑いして答える。

「あなたとならどこだって楽しいわ」

その答えに、僕は飛び上がりそうなほど嬉しくなる。

なんて良い彼女だろう。人のおすすめで僕達は知り合い、今こうして付き合えている。なんて幸せなのだろう。

そのまま僕たちは一日中遊び続け、日が落ち始めた。

「私、そろそろ帰らなきゃ」

彼女から、悲しい現実の言葉。

「え、き、今日はもう少し時間あるはずじゃ」

彼女は無言で首を横に振る。

「今日、楽しかったよ!!」

そう言って笑顔を見せる。

最後まで可愛らしい子だ。

「ぼ、僕も!!すごく楽しかった!!」

手を掴む。

僕の手に驚いた表情をしつつ

「えへへ、またね」

しっかりと笑顔で答える。

それを見て、僕も彼女に笑顔で渡す。

「これ、今日のレンタル彼女代」

498文字

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ