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道玄坂に迷いこんで


休日、ふと映画が見たくなり、検索して行ってみた。


東宝とかワーナーとかではない、ちょっと、かなりマイナーな映画である。


口コミ評価が知りたい時に、私は映画.comさんを使っているのだが、それで興味を持って、時間的にもちょうど良かったので見に行ってみた。


映画は、観て良かったと思う。

刺激になった。

日常生活から離れて、異なる時間を生きるひとときが得られた。

映像作品には、文字文学や漫画、絵画とはまた違った良さがある。

これで二千円以下なら、たまにはいいかと思う。


というわけで、エッセイ、オワリ。














タイトルのこと。


その映画館、あるアングラ感漂う鉄筋コンクリートのビルに入ってて、地下は映画学校らしいのですが。


帰り道のこと。

直前に観た映画の余韻に浸りながら、というか、想像以上に…と思いながら、ぼうっと道なりに歩いていると、なんか人が集まっているところがある。


音楽スタジオらしかった。

集まっている人種も、音楽聴いてますが何か?みたいな大学生さんから、イケおじまで、聴き込んでます感というか、DJ感というかこなれ感があって、初心者はいなそうな雰囲気だった。


なぜ外にいるのかはわからないが、狭いビルなので、開演まで外で、ということだったんだろうか。


へー、さすが渋谷だなあと思って、周りを見てみると、視界にご休憩とか書いてある看板が入ってきた。


ぎょぎょ!


慌てて見回すと、そこら中にそんなふうな文字が!

ラブホテル街じゃないか!



ちょっと焦る。


路地にカップルさんが入っていくのを見ては、いやいや彼らはちょっと遅めのランチを珍しいエスニック料理屋さんにでも食べにいくのであってだね、と思うようにする。


というか、こんな場所をうらぶれた年増女がひとりで足早に歩いていては、それ専門の何かとか思われたりしないか…??


ちがーう、ちがーう!!


誰もそんなこと思いやしないだろうし、仮にそう思われても別に害があるわけじゃないのだけど、妙に意識してしまい、スマホなんか見ながらちょこまかと早足で移動して、私は駅を探しているんですよ、すいませんね、迷い込んでしまってねえ、と無駄に言い訳をして(心の中で)、できるだけ最速でその怪しい道を通り抜けた、ということがありました。


まあ、それだけ。







なんでこんな場所に!

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