洞窟、魔族と連続戦闘
悪役令嬢になるはずだった闇の女王 ~悪役令嬢に転生したから、闇の組織を作っとく~
も、こちらの作品も、昨日辺りから伸びが良いんですけど。
もしかして、学生さんが卒業されて暇だったりします?
もし暇なら、
悪役令嬢になるはずだった闇の女王 ~悪役令嬢に転生したから、闇の組織を作っとく~
も、お読み頂ければ。
「す、すげぇぇえええ!!!」
「あの人、魔族を倒した!?」
見ていた民衆が騒ぐ。
ヘシオスは民衆に囲まれて照れるが、
「キャアァァァァァァ!!!!!????」
という悲鳴が聞こえ、すぐにそちらへ向かった。
やはり魔族が居て、辺りは赤く染まっている。
ヘシオスは矢を数本放ち、魔族の目を狙う。
片眼を押さえて暴れようとしたところで、片眼を隠していた魔族の腕に剣を振り下ろす。
やはり切り落とすことはできなかったが、慣れてきて、3分の1くらいまで刃を押し込むことができた。
ヘシオスは次に来る反撃を警戒し、1度剣を引き抜き、後ろへ跳ぶ。
直後。ヘシオスが居た場所に、赤く燃え上がる炎の塊が降り注いだ。
「うわぁ。レッサーメテオか。魔法って、やっぱり強いなぁ」
ヘシオスは、ため息と共に呟いた。
魔族が使ってるのは、レッサーメテオという炎の魔法。
かなり上位の魔法であり、人間で使えるモノはかなり少ない。
だが、魔法を得意とする魔族にとっては、大人なら誰でも使えるというレベルの魔法になっている。
「ピィィィィィィィィ!!!!!」
ヘシオスはうかつに近づけないと判断し、肩に載せていたサンダーバードに攻撃させる。
バリバリバリッ!
細い電撃が枝分かれしながら、魔族に降り注ぐ。
魔族の体の表面が、電撃によって焼かれ、黒くなっていった。
「ア゛アアアアアアア!!!!!?????」
電撃が体の内部まで到達したのか、魔族は絶叫をあげた。
ヘシオスはその隙を逃さず、そのがら空きの口へ向けて、矢を放った。
矢はきれいに口の中へ入っていき、魔族の体内を傷つけていく。
魔族は矢で口に空気が詰まり、悲鳴ではなく、血を吐き出す。
「グボボボオッ!」
魔族は血でうがいをする。
「さようなら」
ヘシオスはうがい中ですくむ身だらけな魔族の頭に、剣を振り下ろした。
グチャッ!
と、頭が剣の重みで潰れる。
2体目の魔族を倒したのであった。
ただ、今度はもう、民衆からの賞賛はない。
なぜなら、
「少しは骨のありそうなヤツがいるな」
「あの2人を倒したのはお前かぁ?」
すでに魔族から逃げていたからだ。
別に殺されたわけではない。
6人の魔族がヘシオスを囲み、ヘシオスの隙をうかがっている。
「6人かぁ。辛いなぁ」
ヘシオスはそう言いながらも、全く注意を斬らさない。
そして、ジリジリと距離が詰められ、互いに隙をうかがう中、先に動いたのはヘシオスであった。
厳密に言えば、ヘシオスの肩に乗っていた、サンダーバードである。
電撃を、近くに来ていた魔族に放つ。
「遅い!」
狙われた魔族は、その電撃を避けるが、
「うわぁぁぁぁ!!!????」




