洞窟、戦場へ入る
いつの間にか10Mン文字書いているという衝撃の事実。
「きゃああぁぁぁぁぁ!!????」
「うわああぁぁぁぁぁ!!!????」
悲鳴を上げ、逃げ惑う市民たち。
ヘシオスたちはその市民たちをかき分けながら、前線を目指して進む。
レーカルもゴーレムに運ばれながら後から付いてきているが、前線が近くなったら待機する予定だ。
もしも危険すぎるようならゴーレムに走らせて等そうそうする子tも視野に入れている。
ドカァァァンッ!
爆発音と共に、爆風がヘシオスたちを襲った。
それでも、ヘシオスは炎の上がる前線へと進み続ける、
「うわぁぁぁぁ!!!!????」」
近くで、ひときわ大きな悲鳴が上がった。
そちらを見ると、真っ赤に染まった壁と、頭を失った人だったモノ、そして、大柄な魔族の姿が。
ヘシオスは弓を引き、上空へ放つ。
放たれた矢は、独特な軌道を描きながらその魔族へ降りかかり、
ドシュッ!
魔族の片目を貫いた。
「ギャアアァァァァァァ!!!????」
大柄な魔族が悲鳴を上げ、腕を振り回して暴れる。
暴れる魔族の手によって、辺りの建物は倒壊させられていく。
ヘシオスはその行動を止めようと、数回弓を引いて、矢を放った。
だが、
サクッ!
と、矢が魔族の腕や足に突き刺さりはするモノの、あまり深くは刺さっていないようで、魔族に致命傷を与えることはかなわなかった。
仕方なくヘシオスは腰の剣に手をかけ、
「はっ!」
魔族が大きく振りかぶった瞬間を見て剣を振り抜いた。
振り下ろされた魔族の腕と、高速で放たれたヘシオスの剣が接触し、
スパッ!
と、魔族の腕が切り落とされた。
ヘシオスは血が噴き出すよりも早く身を引く。
その直後、魔族は痛みに任せ、さらに暴れ方を激しくした。
地面がへこみ、壁は穴が開き、建物は崩れる。
だが、ヘシオスは落ち着いて矢を数本放った。
その矢は切られた腕の切断面が狙いで、
グチャッ!
と音を立て、傷口を広げた。
さらなる痛みにより、一瞬魔族が体を硬直させたのを狙って、
「はぁぁぁぁ!!!!!」
ヘシオスは素速く首に剣を振り下ろした。
ゴンッ!
と、思い音共に、魔族が地面にたたきつけられる。
残念ながら、魔族の防御力が大きすぎて、魔族の首を切り落とすことはかなわなかった。
だが、少しは剣の刃が食い込んでおり、5分の1ほどに切れ込みを入れることはできた。
ヘシオスは即座に剣を逆手に持ち替え、体重を乗せ、剣の先端を切れ目に突き刺す。
激しく血が噴き出し、辺りを赤く染めた。
「こ、殺せた?」
ヘシオスは自分の返り血を見ながら呆然とする。




