洞窟、出てきたのは、
終わり方に悩んでいます。
質問。
やはり、ハッピーエンドが良いですか?
作者はバッドエンドの方が好きなんですけど。(性格悪いのが丸わかり
「………ん!?」ここは!」
ヘシオスが出たところは、どこか見覚えのある風景。
ヘシオスは目がおかしくなったのかと、二度瞬きをするが、周りの光景は変わらない。
ヘシオスの目には、やってきた町の表通りの風景が映っていた。
裏路地から入ったはずなのに、なぜか表通りに来ているのである。
「おかしいなぁ……あれ?」
ヘシオスは首をかしげながら振り返ると、そこには何もなかった。
ヘシオスが出てきたはずの扉もない。
幻でも見ていたのかと自分の体を見回すと、きちんと肩に鳥が乗っており、片脇にゴーレムを抱えていた。
確実に、店へ行った証拠は残っている。
なのだが、なぜか店だけがなくなっていた。
ヘシオスはただ呆然と何もない壁を見つめることしかできなかった。
「あれ?ヘシオスさん?}
突然横から声が掛かる。
「あぁ。レーカルさん。もう終わったんですか?}
ヘシオスは、偶然であったレーカルに尋ねる。
「ええ。予定より早く終わったので、冒険者でもスカウトしようかと思ったのですが、………その必要も無かったようですね」
レーカルはヘシオスの様子を見ていった。
ヘシオスは困ったように笑い、次の町へ出発しようと促した。
レーカルはそんなヘシオスを不思議に思いながらも、馬車を待つ。
「これからいくところはさらに魔物が強くなっていくようですから、2体の出番はすぐに来そうですね」
レーカルは手元の地図を見ながらヘシオスに言う。
ヘシオスも地図をのぞき込み、激戦の予感を感じて頷いた。
そうしてルートを確認しているところで、馬車がやってきたので、馬車に乗り込む。
それからすぐに、2体の活躍場所は現れた。
「すみません。お客さん方。ちょっと馬車が渋滞しておりまして」
御者はそう言って頭を下げる。
馬車は、20分ほど前に進めていない。
流石におかしいと思ったヘシオスは、レーカルと話し合って、見に行くことにした、
ヘシオスは早速新しい仲間の2体を抱え、歩いて行く。
「おい。冒険者さん。前では何が起こってるんだい?」
「ごめん。分かんない。僕も気になって今から見に行く所なんだ」
ヘシオスは途中で数人の御者に話しかけられた。
皆、渋滞の原因が分かっていないらしい。
それに、前に行けば行くほど長く待たされているようで、ストレスがたまっているように見える。
そんなこともありながら進んでいくと、
キンッ!ドンッ!ガツンッ!
戦闘の音が聞こえた。
ヘシオスは少し歩調を速くする。
「あっ!あんた冒険者か!?助けて欲しいんだけど!」




