表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

80/104

洞窟、ボスと戦う

今日で2月も終わり。

この間正月が来たばかりなのに。

時の流れは速いですね。

「ほっ!ほっ!ていっ!」

ヘシオスは、走りながら剣を振る。


振るった剣はモンスターの急所に正確に当たり、次々と首が飛ぶ。

周囲に敵が居ないことを確認してから、ヘシオスは飛ばした首から討伐部位を採集する。


下へ行けば行くほど、敵の数が多くなった。

敵の強さも強くはなっているのだが、ヘシオスにとっては誤差程度。

革鎧など着けても、首を切り落とすヘシオスにとっては何の障害にもならない。


「次は、30体くらいで来るのかな?」

ヘシオスは、普通に中級の冒険者でも対応できない数のゴブリンを期待する。


が、もちろんそんな数が出てくることはない。

多くても10体程度。

10体以上は初心者1人で裁くことはできない。


というか、通常の初心者はパーティーを組むモノなのだ。

最初から組んでいなくても、ダンジョン内で気の合う仲間を作ってパーティーを組んだり、時には臨時でパーティーを組んだりする。

そのはずなのだが、ヘシオスはソロなのだ。


「おれ?もうボスかな?」

そう呟くヘシオスの前には、大きな扉が。


このダンジョンは初心者用のため、5階層までしかない。

そのため、最下層である5階層は、通常のダンジョン通り、ボス部屋なのだぁぁぁ!!!!


ギィィィィィ!

きしみながらも扉が開く。

ヘシオスは、小さくできた隙間から突入した。


それは、阻止の小さな隙間からボスが見えたからである。

ボスにとっては、いきなりの不意打ち。


そこそこの距離が温め、気づくことはできたが、避けきることができない。

ドサッ!

と、重いモノが落ちる音がした。


ボスが下を見ると、太い棍棒を持った筋肉隆々で、緑色の腕が落ちていた。

ボスは、緑色の体から、ゴブリンの強化版であることがうかがえる。

ホブゴブリンというヤツであろうとヘシオスは判断した。


「ギャバァァァァァ!!!!!??????」

絶叫がボス部屋に響く。


が、数秒後に、


「ゴブッ?」

ボスは、なぜか自分の足が見え、不思議に思う。


コンッ、という軽い衝撃を脳転移感じる。

そして、視界に映る首のなくなった自分の体。

ゴブリンは、もう1度叫ぶこともできずに息絶えた。


「思ったより手応え無かったなぁ」

ヘシオスは、残念そうに呟いた。


「おめでとう。ボスを討伐できたんだね。それじゃあ、この魔法陣に乗れば帰れるよ」

そんな声とともに、突然、目の前に薄い笑みを貼り付けた男が現れた。


ボス部屋観察用のギルド職員だと思われる。

ヘシオスはその男の指示に従って、魔法陣に乗る。

すると、一瞬で景色が変わった。


「ん?ここは?」

どこか見覚えのあるような気がする光景。


「ああ。ボスを討伐したんだね。おめでとう。これが修了証だ。ギルドに見せればギルドカードのランクが上がるぞ」


移動した場所は、ダンジョンの入り口だった。

近くに居た職員らしき人に、紙を手渡される。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ