表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

78/104

洞窟、初心者発見

推しの動画を見に行ったら、いつの間にかバイクに乗る人に変わっててビックリしました。

何が起こるか分からないモノですね。

「ほいっ!」

ヘシオスは剣を横に振る。


スパッ!

ときれいな音とともに、ゴブリンの首が飛んだ。

ヘシオスはすぐに辺りを警戒する。


「まあ、初心者用だし、奇襲とかは少ないかな?」

ヘシオスは近くに敵が居ないことを確認し、ゴブリンの討伐部位を切り取る。


ダンジョンのモンスターの死体は、ダンジョン兄の他のモンスターの食料となるので、放っておいても問題はない。

ヘシオスは、奥へ奥へと進んでいく。

その間に、何度かゴブリンを遭遇したが、何なく討伐することができた。


「ん。もう2階層か」

ヘシオスの目の前には下へ降りるための階段が。


足音を立てないように、ゆっくりと階段を降りる。

襲われることもなく、下まで降りたところで、


「うわぁぁぁ!!!???」

「きゃあぁぁぁ!!!???」

「ちょっ!?落ち着いて!壁役が動かないでぇぇぇ!!」


数人の叫び声が聞こえた。

声がした方を向くと、そこにはゴブリンに囲まれた数人の冒険者が。

2人が慌てふためいていて、1人が頑張って落ち着かせようとしている。

残りの2人は黙って周りのゴブリンを睨んでいた。


「ゴブゥゥゥゥ!!!」

1体のゴブリンが、しびれを切らして襲いかかる。


「させない!」

黙っていた1人がそのゴブリンを殴り飛ばす。


そこで、ゴブリンたちが一斉に襲いかかった。

警戒していた2人、も、流石に全てはさばききれないようで、慌てていた2人がゴブリンたちの攻撃を食らってしまった。

だが、肩に軽く当たった程度なので、きちんと回復すれば問題ないとヘシオスは判断する。


「うわぁぁぁ!!???」

大きな盾を持った青年の叫び声に、ヘシオスは天を仰ぐ。


そんなに強い攻撃でもないのに、大声で叫んで慌てたら、良い的にしかならない。

ヘシオスには自殺願望があるように思えるほど。

初心者だから仕方が無いと思えるかも知れないが、それにしても才能が無いように思われた。


「僕が行くしかないかな?」

ヘシオスは助けるべきだと判断して、足を進めるが、


シュッ!

それより先に光る矢が飛んだ。

光る矢が、1体のゴブリンの頭を貫く。


矢が射られた方向を見ると、そこには軽装の射手が居た。

ヘシオスと目が合うと、その射手医の女性はヘシオスに手招きをした。

ヘシオスは、それに従って射手の所まで歩く。


「あなた、助けるつもりだった?」

射手が尋ねてくる。


「うん。そうだけど」

ヘシオスは正直に言った。


ヘシオスは、この射手をギルドの職員か、ギルドから派遣された高ランクの冒険者ではないかと考えた。

なぜなら、弓の腕があまりにも良すぎるからだ。

初心者には、あんな正確な矢は放てない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ