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洞窟、回復のために

最近、伸びが悪いので、タイトルを変えようと思います!(多分タイトルが原因ではない

何か言いタイトルを思いついた方は、感想等で教えていただけるとありがたいです!

タイトル変更は3月上旬に行う予定です。(あくまで予定

「ほ、本当に教都だ」

ヘシオスは町中を歩いて、そう呟く。


見覚えのある店。

懐かしい街路時の風景。

幸せそうな子供たちの声。


ヘシオスは、自分の知っている教都と照らし合わせながら見て回り、自分の知っているモノと同じだと分かると、突然懐かしさがこみ上げてきた。

そして、ツゥと頬に一筋の涙が。

ヘシオスだって、いまっまで忙しくてそんなことを考える余裕はなかったが、友人や家族にだって会いたいし、自分の家に、帰りたいのだ。


「ヘシオス?大丈夫ですか?」

そんなヘシオスを見かねたレーカルがヘシオスに気を遣って近くの飲食店に連れて行ってくれる。


「す、すいません。久々に日差しを浴びたので」

ヘシオスはずっと暗い洞窟に居たから、眩しかったのだと言い訳した。


「そうですか。少しくらいなら、観光しても良いんですよ」

レーカルは気を遣って、ぼかした言い方ではあるが、家族に会ってきても良いという。

だが、


「いや。大丈夫です。傷はできるだけ早く直した方が良いはずですから!」

ヘシオスは力強く行った」


レーカルはそれ以上言わず、代金を払って店を出た。

ヘシ層は急いでその背について行く。

そうしながら、自分の金を稼ぐ方法を考えるのであった。


「レーカルさん。その目的の人はどこに居るんですか?」

ヘシオスは、レーカルの傷を治せるかも知れない回復術士がどこに居るのかと問う。


「確か、今は辺境に居たはずです。教都からは少し離れた位置ですが、まあ、気楽に行きましょう」

レーカルはそう言って、柔らかな笑みを浮かべる。


辺境というと、国境付近の村のことを言う。

因みに、大概の辺境では他の場所と小競り合いが起こっており、危険地帯である。

そんな辺境に居るのだから、その回復魔術師はとても素晴らしい人なのだろうと、ヘシオスは勝手に推測を立てた。


「辺境かぁ、どことの境界ですか?」

ヘシオスはどこの勢力との国境なのか問う。


「魔王教だったと思います」


「へぇ」

レーカルの答えに、ヘシオスは適当な感じで返す。

そして、数秒して、


「……へ?魔王、教?」

そう言って固まってしまう。


魔王教。

それは、絶対的な力を持った魔王の元に集まった魔族たちの勢力で、人間たちと戦争をしているところである。

その戦争は1度も停戦されたことがなく、毎年、大勢の死者を出す戦争だった。


そして、そんな戦争中の所に行くと言うことは、ほとんど死にに行くようなモノである。

ヘシオスは自分たちは生きて帰れるのだろうかと不安になった。

そして、ついでに自分たちの探している人は生き残っているのだろうかとも不安になる。

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